リフォームにインナーサッシ

2018.04.28

小原響

こんにちは。GWに入りましたね!

今日から連休の方も多いのではないでしょうか。ちなみに弊社はカレンダー通り営業しております!

・・・更新が遅れてしまいました^^;

今回はインナーサッシについてです。

 

高気密・高断熱住宅がもとめらる昨今の住宅事情ですが、窓廻りや玄関戸など開口部の性能をあげることで室内の温度にかなり影響してきます。昨今の新築の窓は複層ガラスがほとんどで、中にはトリプルガラスといった三重ガラスの窓もでているなど窓廻りが進化しています。

複層ガラス窓は2枚のガラスでつくられており、ガラスとガラスの間に空気層をもうけています。約12ミリ~16ミリの空気層があることで熱をやわらげ、外気の影響を受けにくくしています。(トリプルガラスはその名の通り、三枚のガラスで構成された窓でガラスとガラスの間に空気層をもうけています)

そして結露しにくいので、窓廻りのカビ防止にも役立ちます!

 

新築の場合だと、これらを取り入れることは可能ですが、既存住宅の場合は工事するのはなかなか・・・

そこで、インナーサッシだと既存のサッシの手前にもう一つサッシが設置でき、複層ガラス窓のような効果が得られます。

施工方法としては、既存サッシ手前の窓枠にはめ込むようなイメージです。

特殊な機材を使ったり大工工事は発生しないので、事前に業者が窓枠の採寸をして後日改めてインナーサッシ本体の設置にきます。施工時間もサイズや量にもよりますが、だいたいのお宅で1日もかからず設置できるのがほとんどです。

※窓枠の出が少ない場合は枠を大きしてからインナーサッシを設置します。こちらは大工工事を要することがあります。

 

私の実家でも一部設置したのですが、1月の朝でも室内は昨夜の暖房がやや残っていて、インナーサッシをあけてはじめてこの時期らしい寒さを感じました。窓の近くでもインナーサッシを占めていればさほど寒さを感じませんでした。個人差はありますが、有効なのは間違いないかと^^

これからの季節は冷房の効きをよくするのにも活躍ですよ!

 

yamada


緑のある生活

2018.04.03

小原響

こんにちは。
今週から新年度がはじまりましたね。
今回のブログは番外編として、弊社の植栽春号をお届けします。
お家づくりの一番シメになる外構・植栽工事。
建物もそうですが、家の中から見える景色も大切です。季節を一番に感じられるのも庭の植栽たちだと思います。
一年中緑をたのしませてくれる常緑樹。春に芽吹き夏は緑がしげり、秋には紅葉し冬は落葉してまた春に芽を出す落葉樹(※紅葉しないものもあります)。
お家に木が一本あるだけでもシンボルツリーに。木の下に何本か低木を植えたり下草(花など)を植えることで表情豊かな庭になったり。
住まう人が少しずつ手を加えることで、また色んな姿を楽しませてくれます。

今回はわずかですが、弊社の窓から見える景色をおたのしみください^^


満開のミモザ/緑と石垣

 

母屋とはなれをつなぐ小道/地窓から見える下草

早くも緑一色に変りつつあります!

 

yamada


薪ストーブとペレットストーブの違い

2018.03.26

小原響

こんにちは。

引き続きの薪ストーブと、ペレットストーブの違いについてです。
どちらも木片などの燃料を入れ、その燃焼によって暖をとること、どちらも開口をとって通気するところは同じなのですが、

〈薪ストーブ〉                               〈ペレットストーブ〉
燃料/薪                                    /間伐材等でつくったウッドチップ
他エネルギーの利用/無し                          /電気(コンセント要※要らない物もあり)

施工性/離隔距離をとって更に床・壁に仕上げ材の考慮やガードがいる /いらない(離隔距離をとる)

などです。

薪ストーブは天井もしくは壁に開口をとり煙突を通し、煙突が貫通する部分には不燃材で囲います。薪ストーブの煙突に比べ簡易で安価な煙突で良いため、煙突にかかる費用や空間が小さくて済みます。また、薪ストーブのように火がつくまで薪をくべたり、薪がなくなったら追加して・・・などの心配がいらず、燃料を入れてあとはボタン操作で火力の調整までできます。

ここまでお話しすると、「ペレットの方がいいのでは・・・」と思うかもしれないのですが、薪ストーブはなんといっても電気他エネルギーを使用しないのでエコ!薪ストーブによっては、パンを焼いたりお菓子作りができたり。一冊まるまるっとお料理本があるほど。冬季の煮込み料理には特に活躍してくれること間違いなし^^ お料理好きな方にはもってこいの道具です!煮込むとなるとなかなかのガス代・電気代がかかるのですが、薪ストーブは火が消えてからもしばらくは暖かさが残るので長い時間活躍してくれます。

 

薪ストーブなら薪の確保、ペレットストーブなら指定された燃料の購入をしなくてはならないので地域の森林組合やインターネットなどでの購入が必要となります。(冬季に一日6時間ほどの稼働で600円/日ほど必要)

詳しくはこちら

燃料によってはストーブ本体をいためることもあるので購入の際は各メーカーまたは販売店にお問い合わせください。

※森林組合や信州などのストーブを多く使用する地方だとより安く購入できるようです。お車でお近くに行かれる際はまとめての購入が良いかもしれません。

また、どちらも火を消してからもあたたかさは残るので、この目安よりも少ない時間の稼働でよいかもしれません。特に昨今の高気密・高断熱に配慮したお宅だとあたたかさもより長持ちできます!また、吹抜けのあるお家など間取りに工夫のあるお宅だと、薪スト―ブ・ペレットストーブを置いていない部屋でも、他暖房器具をほとんど使用しなかったなどの感想もありました。弊社では薪ストーブ・ペレットストーブと取扱いがあるのでこちらのページもご参照ください。

 

ずらずらとストーブのお話でしたが・・・そろそろ暖房いらずの毎日が待ち遠しいですね~^^

寒暖差がはげしい時期ですので、みなさま体調にお気を付けください~

yamada


薪ストーブについて

2018.03.23

小原響

こんにちは。

更新が遅れてしまいました^^;

季節はもう春ですが、寒暖差がはげしくまだまだ暖房器具もちらちら使用していらっしゃることとと思います。弊社もまだまだ薪ストーブをフル稼働です^^
今回は弊社でも取り扱いのある薪ストーブの設置から、毎日の手入れについてです。

 

薪ストーブというと敷居が高いようなイメージですが・・・実際のところ弊社の所在している東大阪市や、大阪郊外などでよく施工させていただいています!

なにより本物の火に体の芯からあたたまり、ゆらっと燃える炎に癒されますね^^

薪ストーブ本体を設置するときは、周囲の床材と壁仕上げ材の考慮、煙突設置のため開口部を設けること等が必要になります。

設置する周辺環境によっては、煙突から出る煙の近隣問題もあるので、その点の考慮も大切です!

 

燃料となる薪ですが、広葉樹(ナラ・サクラ・クリなど)を使用することを推奨しています。樹種によってはストーブ本体をいためてしまうことも。

※大きめのストーブで火をつける時に使用する薪の量。細木から火をつけていくと燃えやすいです。

薪はホームセンターなどで販売している所が多いですが、地元の森林組合や工務店で端材を提供している所など様々です。電気やガスを使用しないエコな燃料を使用しているのですが、燃料を得るのに各々でルート確保が必要となりそうです。また、部屋全体があたたまるまで時間がかかるので、つけはじめはエアコンなど他暖房器具との併用が必要かもしれません。

 

薪ストーブを実際使用するときのポイントは

・乾燥した薪を使用する(最低でも6か月は乾燥させる)

・酸素を取り入れる(円をかくように立てて薪を組むなど)

・燃焼して落ちた灰はまめに捨て、通気をよくする

※灰を少し残すと、断熱材の効果で火が付きやすいです

 

そして、

・必ず年に一度以上は煙突掃除をする

です。

煙突掃除は屋根の上だったり道具の準備だったりなかなか難しいので、専門業者へ依頼することをおすすめします。

そして燃焼した灰は、リンやカリウムを含んだ肥料にもなるので家庭栽培をされる方にはもってこいです!自然素材の栄養剤になります。

 

他にも薪ストーブは、パンやピザを焼いてお料理を楽しめるものもあります。

また、大きくて設置するのが大変なのでは・・・と思われるかもしれないですが、コンパクトでかわいらしいサイズ感・デザインの物もあります。くわしくはこちら

薪ストーブの新作情報など、弊社でもお取引のあるひのき家さんで見られます。

ひのき家:http://www.ma.mctv.ne.jp/~yoshi_h/HINOKIYA/Welcome.html

 

次回はこの薪ストーブと、ペレットストーブの違いをお話します^^

 

yamada

 

 

 


古民家リノベーション補助金について

2018.03.09

小原響

こんにちは!あたたかい春めいた日が来たかと思えば、昨日は豪雨・・・
寒暖差が激しいですが春は近いですね^^

 

弊社を検索された方は、古民家のリノベーションなどお考えの方も多いのではないでしょうか。

古民家を現代の住まいに活かし住みやすくするために、水回りや耐震改修などがありますがどんな工事が必要かは、現場によって色々なので今回は補助金についてのお話し。

 

古民家は耐震強度については新築より劣っている物が多いものの、その仕上げやしつらいを新築で取り入れようとなると、技術的にむずかしいものが多々あります。

この保全のためにも、今回は2種類の補助金のケースをご紹介します。

 

①外部補修工事「大阪市地域魅力創出建築物修景事業 修景補助制度」

こちらは大阪市の取り組みで、外観の特徴を活かした改修やまちなみに配慮した整備など、建築物の修景を促進し地域魅力の創出を図るために今年度から実施されている補助制度です。既存建築物を対象に地域魅力の創出につながる建築物の外観改修費の一部を補助する制度で、1つの敷地当たり補助対象費用の2分の1以内かつ上限金額を300万円として交付しています。

  →→→  

N邸 こちらは外観の板の貼り替え、左官塗り替えから建具の美装まで、約2か月の工事を行いました。

外観を大体的にやり替えたのですが、施主様は補助金を利用して、代金の半分の負担で工事が出来ました。

 

 

②内部・外部修繕工事(宿泊施設に改修)「奈良県産材チャレンジ応援資金」

こちらは奈良県の取り組みで、運転資金、設備資金を無利子・無保証料で融資するものです。(※必ず金融機関を通してのものになります) 県内で建設するに当たり、一定量以上の県内産木材を使用することが規定となっています。現在工事中の現場で、こちらはゲストハウス及び住居として使用するために申請しました。

※絶賛工事中です!

 

他にも補助金制度は多々あり、市町村や県によってもその制度はバラバラです。
もし新築・リフォームを計画することがあれば、ネット検索を利用してみてください。

「お住まいの県名もしくは市町村 補助金 住宅(新築もしくはリフォーム」

他キーワード 古民家 新築 リノベーション リフォーム 空き家補助金

地域材利用 ふるさと納税 県産材利用 ・・・

ご参考までに^^

補助金は期限がタイトだったり、全体で利用できる助成金額が決まっているので、上限に達すると終了するものもありますのでご注意ください!

 

 

古民家のリノベーションや新築をお考えの方へ、ぜひ参考になりますのでご参加お待ちしております!
「石切の家3 完成見学会」
3月18日(日)10:00~16:00(完全予約制)

東大阪市東石切町にて弊社設計施工の新築見学会を行います。
どうぞよろしくお願いします。くわしくはこちらより


土間ぐらしをリフォームで取り入れる!(奈良の古民家リノベ、東大阪の新築なども)

2018.01.08

小原響

土間は古民家だけのものではない

輝建設の小原です。今日は最近、お問い合わせの多い土間のお話です。

下の写真は、東大阪の当社事務所「石切ヴィレッジ」の母屋の土間です。江戸時代に建てられた築260年の建物の土間です。大阪•奈良の農家だった古民家に多い間取りで、玄関をあけたところの、通り土間(とおりどま)。写真右のキッチンに、もともとはかまどがありました。きっと、農作業をしてかえってきて、わらじのままでいろいろ作業できるようになっていたのだと思います。

 

土間のいいところは、そう土足のままで家のなかで作業ができるところです。夜でも、雨の日でも、寒い冬、暑い夏、そんなときでも屋内で少々汚れる作業ができるということなのです。

 

 

 

作業だけでなく、こんな風に楽しいイベント会場にも早変わりします。でも、土間って、古民家じゃないとつくれないんじゃないのかなーって、知らず知らずに思っていらっしゃる方がほとんどではないのでしょうか。

 

リノベーションで、大きな玄関土間をつくれる

下の写真は、兵庫県川西市の築30年ほどの某大手ハウスメーカーさんの鉄骨2階建てをリノベしたお客様宅です。1坪程度だった玄関玄関と、その横にあった和室を土間に変更し、かなり大きな土間をつくりました。こちらにお住まいのお客様はアウトドア好きなご家族で、こちらとお庭でグランピングライフにぴったりなおうちになりました。

 

 土間にアラジンの石油ストーブ、ポータブル薪ストーブなど置かれています(竣工後、訪問時に撮影させていただきました)。洗濯物も雨を気にせずに干せます。もともとの和室の障子は、敷居と鴨居を入れ替えて障子も新しいものに交換しています(カーテンいらずです)。

 

 

土間から見える庭の芝生はご主人がDIYで植えられました。

 

 

 

さて、所変わって、下の写真は、奈良県生駒市の古民家再生リノベーションのお客様宅です。もともと土間であったところに洋風の応接間がつくられていたのですが、当社工事でそれらを撤去してもとの土間に。庭に面したところに引き込み建具を取り付けて、庭と一体感ある土間に。こちらで本を読んだり、ピアノを引いたり、レコードが聞けるよう素敵な空間に仕上がっています。

 

こちらは私が好きな、奈良市高畑にある志賀直哉旧居。土間リビングとガラス屋根からがすてきな戦前の建物です。生駒の古民家のお客様もこちらの建物がお好きでイメージの擦り合わせがすごくいい感じで打ち合わせを進めていくことができました。

 

新築だと土間の間取りが考えやすいです

最初にお話しした通り、土間は古民家や郊外の建物だけのものではありません。こちらの土間は、大阪市内の木造3階建ての玄関横にもうけたものです。自転車、オートバイ好きなご主人の趣味コーナーとなっています。オーディオや本棚等もあって、まさにガレージハウス!

床が板張りになっているのは、整備作業のときにオイルなどがもれてコンクリート土間を汚さないために。足場板なので簡単に張り替えることができるようになっています。また、床の冷えも押さえられるので冬場のバイクいじりでもお尻が冷えにくいです。

 

この写真は東大阪の新築のお客様宅。こちらのご主人も自転車を趣味にされています。

 

こちらの奈良市の新築のお客様宅は、玄関から土間に通り抜けられるようになっています。土間右手の建具の中には、畑でとれたものが洗える作業場も併設しています。

マンションでも土間!

最後に、古民家再生、リノベーション、新築だけでなく、マンションでも土間が作れます。

写真は、大阪市内のマンションリノベーションのお客様宅。間取り変更を含めた全面改装工事の際に、玄関の土間スペースを広げました。靴の脱ぎ履きがしやすくなるだけでなく、廊下に面した窓を取り込んだので玄関が明るくなりました。

 

 

 

床にはコルクタイルを貼っています。マンションは土間と室内の床高さの段差が少ないので、靴をはくときにかがまないといけないのですが、ベンチをもうける事で無理な姿勢をせずに靴をはけますね。年を重ねていくと靴を履くのも一苦労、、、ということがなくなるのも土間を広げたことのおかげです。

家の屋根の下を靴を脱いでいく場所だけでなく、靴を入ったままでできる場所少し広くつくれれば、いままで考えつかなかったようなことがお家のなかでできるようになるかもしれませんよ!土間のある家づくりをお考えであれば、ご相談のときにぜひ、担当者にお伝えください。


あけましておめでとうございます。

2018.01.01

小原響

あけましておめでとうございます。

旧年中も皆様には大変お世話になりました。

本年もスタッフ一同、みなさまのお役に立てるよう精進いたしますので

よろしくお願いいたします。

 


自分でDIYしにくいシロアリ対策、新築とリフォームの場合、工務店にできること

2017.11.09

小原響

1自分で DIYしにくいシロアリ対策

輝建設の小原です。当社は築260年の古民家を再生して事務所にしているそのせいか、よく大阪や奈良などの古民家や古い建売など木造住宅のリノベのご相談があり、調査にでかけます。

 

そこで、いろいろと住まい勝手についてのご要望をお聞きする前に、実際に工事をする工務店として、いの一番に知っておきたいことは「建物の構造の傷み具合」! 木造住宅の場合、傷んでいる構造部材を取り替えるには、大工さんを始めいろんな職種の工事に渡るので、けっこうなお金がかかるんですよね。もし、取り替えが必要なら工事の計画を立てる前にしっかりと予算をとっておかないといけないんです(電化製品の入れ替えのようなな軽微の工事ではないのであとからやりにくい工事なんで)。
家を支える柱や梁が傷んでいる!これは取り替えないと家が倒れるほどやばい!というときは「雨漏り」か、「シロアリに食べられていること(蟻害)」が原因になっていることがほとんどです。雨漏りは普段の生活の中でも気付きやすいですよね。そこで対応を打つことがすぐできますが、シロアリについては、床下や壁の中なんでなかなか気づくことができません。

そこで、今回は日本のシロアリといえば、この2種類「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」を想定した、輝建設の「シロアリ」対策を、新築・リノベ別にお話しします。

シロアリだけが木を食べられるのは建物を全面的に補修する古民家再生やリノベの場合、シロアリに食べられていた被害のある場所を取り替えることは比較的容易ですし、ましてや新築の場合はシロアリ対策をイチから立てることができます。

シロアリが木を食べるのは、木に含まれるセルロースを分解できるからです(おまけ情報:セルロースを分解できる唯一の生物。シロアリが地球上の木が土に還る手助けをしています)。彼らは普段は地中で生活しています。そのことからわかるようにシロアリは湿気のある場所を好みます。まずはこのことを念頭に置いてこれからの文章をお読みください。

シロアリがでたときに、ホームセンターで買ってきた薬をまくようなことは、自分で簡単にできますが、シロアリの活動しやすい場所が家にある限り、またシロアリが家に出る可能性は高いです。大規模なリフォームや新築を建てるのを工務店に頼むときに、シロアリに狙われにくいようにつくることができます。その方法をここでお伝えしてみようと思います。

今日のpoint
「完璧なシロアリ対策はない=いろんなものの組み合わせでシロアリ被害に遭う可能性をどんどん下げる」

シロアリ対策1)木を土に近づけない

古民家再生・リノベの場合)
多くの古民家の場合、石の上に柱がのる石端建てなのでどうしても、木構造が土から近く、シロアリに発見されやすいです。輝の改修工事では柱以外の床を支える束を鋼製のものにいれかえることで、シロアリの食害にあうものを床下から少なくすることで、シロアリの食べ物を物理的に少なくして見つかりにくくしています。よく、地面に刺さった街路樹の木製の支柱が、シロアリに食べられているものをよく見かけますが、地面の中はシロアリの生活の場なので発見されやすいのです。
新築の場合)
最近の新築はほぼ、ベタ基礎といわれるコンクリート底盤が床下全面にあります。(床下を覗いて、地面が見えている基礎は布基礎とよばれるもので、昭和の頃多かった基礎です)。隙間ないコンクリート底盤があることで、シロアリの住む地中と縁が切れ、彼らが上がってきにくくなります。ですが、底盤を先行打設してから、立ち上がりを打設する二段階工事が一般的なため、底盤と立ち上がりの隙間ができる可能性があり、そこは地面から近いためシロアリの侵入口になる可能性が高まります。

輝建設では基礎コンクリートを打設する際にも、底盤と立ち上がりを一体で打設することでシロアリの侵入する物理的な隙間をなくすることでシロアリの侵入する可能性を低減させています。

さらに、給排水管など基礎コンクリートを貫通する箇所を基礎底盤に設けず、立ち上がりに設けることで、シロアリの生息する地中から基礎内へ侵入しにくくなります。
また、玄関などに木製枠を付ける場合、コンクリート土間などに埋めないように気をつけないといけません。

 

シロアリ対策2)床下の乾燥をうながす

 

古民家再生・リノベの場合)
古民家やリノベの場合、小動物などの侵入を防ぐために縁側などの下に壁が加えられていたり、通風口が板などでふさがれていることがよくあります(ご実家とかそうじゃないですか?)。その場合、その壁や板を撤去してステンレスメッシュなどで小動物が入れないようしながら、通風を確保します。そうすることで床下環境の乾燥を促して湿気を少なくして、シロアリが活動しにくいような環境や条件をつくります。

また、水に強い桧を床下レベルの構造材入れ替えときには採用することで、湿気に強い床下環境にします。(土台、大引など。柱などを根継ぎ、入れ替えする場合は桧以外の杉赤身の場合もあり)

 

 

新築の場合)
床レベルで断熱する場合は、昔のような通風口でなく、輝建設では土台の下に通風パッキンを並べています。これにより基礎内通気が偏らず、床下全面で乾燥が促され、湿気の少ない環境となります。シロアリにとっても活動しにくい場所をつくるということですね。

最近は、基礎断熱という基礎コンクリートに断熱材を貼って、床下も温熱環境的には室内空間として捉えるという工事も行っています。その場合は、床に通風口設けることで、床下の湿気が排出できるようにしています。また、床下エアコン、OMソーラー、軸流ファンなどで床下の空気を強制的に動かしてやることがさらに有効です(オプションとなります)。

もちろん、新築でも床下レベルの主要木材はすべて桧を使っています、

 

 

3)やっぱり点検はできるように

上記2点は輝建設がシロアリ対策として、古民家再生・リノべ・新築で行っている基本的なシロアリ対策です。しかし、シロアリもまた生きていくために地中以外の乾燥した場所に餌場を求めることも多々有ります。例えば、蟻道といわれるトンネル構造を土の粒を固めたバイパスのようなものを基礎や木部の上につくることはシロアリの活動では日常的なことです。

上記でのべたシロアリ対策を乗り越えて、シロアリが家の木部にたどり着くことが絶対ないとは言えません。

そのため、土に近い木部については、目視またはリモコンカメラのような機械による点検ができるような構造になっていなければなりません。

 

 

昭和30年代までは、年末の大掃除のときに藁床の畳を干すとき、床板をめくって床下の構造をみるというシロアリが来ていないか確認できる機会がありました。新築なら、すべての床下のエリアが見られるように基礎をつくる、古民家再生・リノベなら、床下に簡単に潜れるような点検口を設けておくことをお勧めしています。発見が早ければ、いろいろ手を打つことができます。(輝建設では定期点検してくださる提携のシロアリ駆除業者さんをご紹介できます)。

 

4)まだまだ他にもできることがある

 

ここまでした上に、さらに当社ではいろいろな方策のご提案できます。例えば、ホウ酸による木部の処理。当社では新築の場合、土台から1F床から1mまでは、ホウ酸処理をしています。ホウ酸処理した木部を食べたシロアリはホウ酸塩を分解できないので死に至ります。また、働きアリがホウ酸を含んだ木を巣に持ち帰るので巣内のシロアリにも効果があります。ホウ酸は水に濡れて溶解しない限り、半永久的に効果が持続します。また揮発しないので室内空間を汚すこともありません。ホウ酸処理した工事についてはメーカー保証をうけることができます(ただし、新築のみ)。

 

 

また当社では基礎の給排水管の隙間をホウ酸入りシーリング材で埋めています。そのほか基礎断熱や床断熱の断熱材をホウ酸入りのものにすることでシロアリの侵入や食害を容易に広がらせないようにすることもできます。ほかにも、シロアリよりも小さな網目の金網を敷くことでシロアリの侵入を防ぐ方法などもあります。

 

 

地味なことでは、家の基礎に植木鉢やなどをならべているお家を見かけますが、毎日の水やりが家に湿気を寄せていることになります。またダンボールなどを持たれかけさせてたりするのも、ダンボールなどが雨に濡れたりすると家に湿気を呼び、シロアリにとっては活動しやすい場所となります。ささいな日常の行動が家にシロアリを呼ぶこともあるということも知っておけば、シロアリリスクを下げることもできます。

 

 

このようないろいろなシロアリ対策を組み合わせることで、輝建設ではシロアリに強いお住まいづくりのお手伝いをしています。

輝建設の小原でした。

 

今日のpoint

「完璧なシロアリ対策はない=いろんなものの組み合わせでシロアリ被害に遭う可能性をどんどん下げる」


完成見学会前に社内検査

2017.03.17

小原響

19(日)、20(月・祝)の神戸市垂水区新築完成見学会前に社内検査を行いました。完成見学会ご参加ご希望の方は前日までに輝建設にお電話くだざい

Checked our work before open house. Open house here is organized on 19th and 20th.

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