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スイッチ・コンセントプレートをおしゃれに!パナソニック・神保電器・トグルスイッチまで徹底比較

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「家のスイッチやコンセント、なんだか野暮ったい…」
そう思ったことはありませんか?

 

せっかくこだわってつくった空間なのに、プレートひとつで雰囲気が崩れる…というのはよくある話。でも実は、スイッチ・コンセントプレートには、驚くほど多くの選択肢があるんです。

 

当社・輝建設では、築270年の古民家オフィスにもいろいろなデザインプレートを採用。現場で得た知見や、多くのお客様の声をもとに、プレート選びのポイントと実例をまとめました。

 

この記事では、パナソニックのコスモシリーズや神保電器のNKシリーズ、公団タイプやアメリカンタイプの魅力まで、幅広くご紹介。どんな人でも「これいいかも」と思える選択肢がきっと見つかります。

 

「ただの白いプラスチック」から卒業して、自分らしい住まいを完成させたい方必見
読後には、プレートを見る目がガラッと変わるはずです。

 

「白いプラスチックのコンセントプレート、なんだか味気ないな…」
家づくりやリノベーションを進めていると、ふとそんな違和感を覚えたことはありませんか?
壁に何気なく付いているスイッチやコンセント、実は空間の雰囲気を大きく左右する存在なのに、後回しにされがちです。

 

しかし、「せっかくの注文住宅、ディテールにもこだわりたい!」という方にとって、“プレート選び”は暮らしの完成度を左右する重要な要素

 

この記事では、パナソニックの定番「コスモシリーズ」から、神保電器「NKシリーズ」、アメリカンタイプ、公団復刻タイプまで、
デザイン・機能・価格・継続性などの選び方のポイントを事例と共にご紹介します。

 

読んでいただくことで、「自分の暮らしに合ったプレートを納得して選べる目線と知識」が手に入ります。たった1枚のプレートが空間全体の印象を左右するという、家づくりの“気づき”にもつながるはずです。あなたの家の「らしさ」は、スイッチひとつにも宿る。そんなプレート選びの奥深さと面白さ、ぜひ記事を通じて体験してみてください。

 

 

定番からこだわりへ:スイッチ・コンセントプレート選びの定番3選

「白いプラスチック」だけじゃない!まずは定番をおさらい

家づくりやリノベーションを検討しているとき、多くの方がつい見落としてしまうのが「スイッチ」や「コンセントプレート」といった細部のパーツ。でも、実はこの小さなプレートが空間の印象を左右する大きな要素であること、ご存知でしたか?

 

最もよく見かけるのが、いわゆる「白いプラスチックのアレ」。賃貸でも公共施設でも、目にすることの多いこのプレートは、価格も安く、どんなインテリアにも無難に馴染みます。

 

しかし、選択肢はそれだけではありません。実際には、プレートの素材や色、スイッチの形状、ブランドなどによって、空間に与える印象はまったく異なるものになります。

 

たとえば、パナソニックの「コスモシリーズ」は、押しやすく、大きなスイッチとシンプルな見た目で人気。さらに、高級感を演出したい方には、「新金属プレート(しんきん)」という選択肢もあります。

 

こうしたプレートは、毎日手に触れるものだからこそ、見た目・手触り・操作性すべてにこだわる価値があるのです。「ただの白いプレート」で満足せず、空間の印象を大切にしたい人にこそ、一歩踏み込んだ選び方をおすすめします。

 

 

 

プラスチックNG派に人気の「新金属(新金)プレート」

スイッチ・コンセントプレートの中でも、「白いプラスチックの質感がちょっと味気ない」と感じる方に人気なのが、「新金属プレート(しんきん)」です。正式名称は「新金属プレート」ですが、現場では略して「新金(しんきん)」と呼ばれることも多く、工務店の職人さんの間でも通称として定着しています。

 

このプレートは、金属製ならではのシャープで素材感のある佇まいが特徴です。特にシンプルなインテリアや、すっきりとしたモダンデザインの空間によく似合います。無垢材の壁面、板や左官なといった壁材にも相性が良く、空間を少し引き締めたいときに効果的なアクセントになります

 

新金プレートには、「ビスあり」と「ビスなし」があり、両タイプが選べます。ビスありタイプはやや無骨な印象ですが、それが逆に味となり、インダストリアルやヴィンテージ系インテリアと好相性。一方でビスなしは、より洗練された印象となり、デザイン重視の方に人気です。

 

なお、同じ「新金属プレート」といっても、スイッチの形状や配線器具の互換性など、確認すべきポイントもあります。取り付けるスイッチ本体が対応していなければ設置できない場合もあるため、設計段階で必ず確認することが大切です。

 

価格面では、通常のプラスチックプレートよりも若干高めですが、高級感と素材の重みを考えればコストパフォーマンスは十分
「ちょっとだけ特別感を演出したい」そんなときにおすすめしたい選択肢です。

 

 

最近、定番化しつつある個性派プレート

定番のコスモシリーズや新金属プレートだけでなく、インテリアに「ちょっと違う雰囲気」を加えたい方に向けた、最近は定番化しつつある個性的なプレートも増えています。

その中でも注目されているのが、神保電器の「NKシリーズ」

角がピンと立ったシャープな形状が特徴で、無駄のないデザインは建築家や設計事務所でも支持されているシリーズです。白と黒のカラーバリエーションがあり、特に黒は古民家の柱や梁と抜群に相性が良く、和モダンな空間にも映えます。

 

 

空間の質を高めるプレート選び。神保電気NKシリーズやクラシックタイプ

“空間に馴染む”から“空間を演出する”へ

これまでのスイッチ・コンセントプレートは「目立たないこと」が正解とされてきました。ですが近年は、プレートを“空間の一部”ではなく“空間を引き立てる要素”として捉える人が増えています。

 

たとえば、壁紙やタイル、照明と調和する色や質感のプレートを選ぶことで、部屋全体の印象がぐっと引き締まります。ただ無難に白を選ぶのではなく、空間のテーマやスタイルに合わせた「計画的なアクセント」としてプレートを位置づける考え方です。

 

特に注文住宅や設計事務所が関わる住宅では、照明・造作家具・壁面仕上げとセットでプレートを選ぶケースも増えてきています。
「ここは黒」「ここはマット」「ここはあえて古風なプレートで」など、場所ごとにプレートを変えることで空間にリズムが生まれます

 

こうした演出の積み重ねが、住まい全体に“設計された気持ちよさをもたらします。「ただ目立たせない」から一歩踏み込んで、「あえて見せる」ことで、空間のさらなる統一感や個性が生まれます。

 

これから家づくりを考える方にとって、スイッチ・コンセントプレートは“脇役”ではなく“演出家”のような存在。細部にまで目を配ることで、住まいの完成度は確実に高まります。

 

 

NKシリーズの魅力と導入事例

特に最近の流行は、コンセント、スイッチのプレートのエッジ、端部をどのように見せるかというところです。

 

その先陣を切ったのは、写真の神保電器の「NKシリーズ」。

 

そのシャープなデザインと質感の高さから、設計事務所やデザイン住宅の現場で高い支持を集めています。一目でわかる直線的なフォルムと、無駄のないディテールは、空間に洗練された印象を与えます。

 

このシリーズの大きな魅力は、“角がピンと立っている”というその形状にあります。一般的なプレートは四隅が丸みを帯びているものが多いのに対し、NKシリーズは角が立っていて、よりモダンで静謐な印象を与えてくれます。

 

さらに、カラーバリエーションとして白と黒があり、特に黒は古民家や和モダンな空間との相性が抜群。実際、築270年の当社事務所でも黒のNKシリーズを採用しており、黒光りする梁や柱にすっと馴染みながら、空間を引き締めてくれます

 

一見、工業的でクールな印象を持たれるかもしれませんが、実はとても繊細で、空間に“余白”をつくるような奥ゆかしさがあります。
だからこそ、現代的な家だけでなく、歴史ある建物にも違和感なくフィットするのです。

 

もちろん、他のシリーズに比べて価格はやや高めですが、その価値は十分。家の雰囲気を一段階上げたいとき、静かに佇むデザインとして選ばれているのが神保の魅力です。

 

 

パナソニックの色展開と「利休色」の意外な歴史

また、プレートの種類には、カラーバリエーションがあることをご存知ですか?特にパナソニックの「アドバンスシリーズ」では、ホワイトだけでなく、グレー、ベージュ、マットブラックなど豊富な色味から選ぶことができます。

 

中でも興味深いのが、かつて和室まわりで多く使われていた「ベージュ系カラー」、通称「利休色」です。この色は、和室まわりには利休色! という感じで業界内で一時期スタンダードな存在でした。写真のコンセントプレートに懐かしさを覚える人も多いのではないでしょうか。

 

しかし、時代の流れとともに生産コストのせいか、一時期、大手メーカーさんからの樹脂系のプレート類は「白」一辺倒となり、一時は、白以外の色のものはほぼ完全にカタログ落ちしました。 和室周りのスイッチやコンセント、どれにしたいのかわからないという声が聞多く聞かれたほどです。(利休色が和室に合っているのか、どうかは別として)

 

 

 

この10年来、建材メーカーさんは品種を絞り込む流れが強いので、パナソニックさんのような大手メーカーが、こうしたカラーラインを再び展開していること自体、住まい手さんの感性がより細部へと向かっている証拠かもしれません。

 

 

 

リノベ界隈で再注目!アメリカンタイプの魅力

プレートの中でも「ちょっと違う」雰囲気を求める人に人気なのが、アメリカンタイプのコンセント・スイッチプレートです。
このタイプは、金属製の枠とビスが見える仕様が特徴で、ラフでインダストリアルな空間にぴったりのデザインです。

 

かつては、海外製のものを輸入して使うことも多く、施工業者によっては取り付けに工夫が必要だった時代もありました。その後、日本でもPSE(電気用品安全法)への適合が求められるようになり、一時的に市場から姿を消しましたが、最近ではTOOLBOXなどを通じて再び人気が復活しています。

 

金属の質感とネジの存在感が、“整いすぎないかっこよさ”や“使い込む味わい”を生み出してくれるのも魅力の一つ。アメリカンな雰囲気のカフェ風インテリアや、DIYテイストの部屋との相性が抜群です。

 

注意点としては、形状が一般的な国産規格と異なるため、機器との互換性や施工対応を事前に確認する必要があること。また、数に限りがあるため、採用を考えるなら早めの手配や予備在庫の確保がおすすめです。

 

「ちょっと無骨で、でも味わい深い」。そんな空間を目指す方にとって、アメリカンタイプは間違いなく魅力的な選択肢です。

 

 

 

公団タイプのリバイバルとその魅力

昭和の団地や集合住宅などで使われていた、懐かしい形状のスイッチ・コンセントプレートが、近年「公団タイプ」としてリバイバルされています。このタイプの魅力は、レトロな雰囲気を持ちながらも、現代の住宅にもすっと馴染む柔らかさにあります。
古臭さではなく、「ノスタルジックさ」を活かした空間づくりが可能です。

 

また、パナソニックがリバイバル展開している「クラシックシリーズ(公団タイプ)」も人気を集めています。懐かしい形状でありながら、現代の住宅にも馴染む洗練された印象。シンプルな白の他に、少しレトロなベージュ調カラーも選べる点が魅力です。

 

これらのプレートは、「空間に馴染む」というより、あえて存在感を出すインテリアパーツとしての価値を持っています。「このスイッチ、なんか素敵ですね」と言われるような、小さな“語れるポイント”をつくることができるのです。

 

標準品では物足りないと感じたら、こうした個性派プレートに注目してみるのもおすすめです。空間全体のテーマに合わせて、プレートの質感や形を選ぶことで、住まいづくりがより楽しく、豊かなものになります。

 

当社の事務所でも、十数年前に入手した公団タイプのプレートを現在も使用しており、木の空間との相性も非常に良好です。ちなみにこちらは取り付けて15年以上経つタイプのアメリカ製のものです。

 

見た目の個性はもちろん、押し心地やスイッチの「音」も独特で、無意識の中で空間体験の質を高めてくれます。「懐かしさ」を味方にする空間演出として、再評価されているプレートです。

 

 

 

変わり種。でも一部に大人気! トグルスイッチ

上の写真のスイッチは、リノベ界隈の一部で特に熱い人気をほこっている商品「トグルスイッチ」です。

 

トグルスイッチとは、レバーを上下に「カチッ」と動かすことでオン・オフを切り替えるタイプのスイッチで、インダストリアルやヴィンテージテイストの空間に人気の高いアイテムです。無骨でレトロな印象を持ちながら、金属パーツの質感やシンプルな構造が空間のアクセントになります。

 

特にリノベーション物件やカフェ風インテリア、モルタルや無垢材を使った空間との相性が抜群で、「機械っぽさ」をあえて見せるデザイン性が魅力です。また、ON/OFFの物理的な動きと音がしっかりしているため、感覚的にも「スイッチを切り替える気持ちよさ」があるという声も多く聞かれます。

しかし、その魅力である無骨さから、取り付け方法が一般的なコンセントやスイッチボックスと異なっている場合が多く、壁内部への下地の仕込みなどが変わってきます。取り付けるには事前に、工務店さんや電気工事士さんへの施工の可否の確認と、取り付け前に事前にしっかりとした打ち合わせが必須です。

 

 

 

こだわり派が知っておきたい注意点と選び方のコツ

PSEマークの確認は必須

デザイン性と機能性を兼ね備えたこだわり派の選択肢として、注目度が高まっていますが、現在、家庭用電気製品には「電気用品安全法(PSE)」の適合が求められます。

工業用トグルスイッチでも、PSEマークを取得している製品であれば、家庭用照明に使用することが可能です。例えば、Toolboxが販売するトグルスイッチプレートは、PSEを取得したネジ固定タイプのスイッチを使用しており、経済産業省にも確認の上、家庭用照明での使用に問題がないとされています。国内での流通は限定的なので、無印の外国製品などを使用する場合はPSE対応確認は必須です。

黒はカッコイイ。でも注意点あり

黒いスイッチ・コンセントプレートは、その存在感とスタイリッシュさから、建築家さんや設計事務所さんに非常に人気があります。小さな部品ですが、空間全体が引き締まった感じになり、よくデザインされた空間との印象に仕上げるための強力なアクセントになるからです。

 

とくにマットなブラックは、無機質な素材や、コレま最近人気のグレー系のクロス、手すりなどの黒アイアンなどと相性抜群。キッチンや洗面所、ワークスペースなどに使えば、グッと空間が引き締まります。

 

ただし、見た目のかっこよさとは裏腹に、いくつか注意すべきポイントもあります

  • 指紋やホコリが白に比べると、比較的目立ちやすいという点。黒は汚れがつくとすぐにわかるため、こまめな清掃が必要です。
  • 照明の種類や角度によってはプレートの質感が浮いてしまうこともあり、「実物を見て選ぶ」ことが重要です。

さらに、黒系のプレートは流通が少なく、廃盤リスクも高め。導入する場合は、予備の購入や施工前の在庫確認をおすすめします。見た目は抜群にかっこいい「黒」プレート。ですが、選ぶ際にはメンテナンス性や長期的な供給状況もふまえて、慎重に検討するのが理想的です。

 

 

“おしゃれ系”はなぜ廃盤になるのか?

「これ、すごくおしゃれ!」と感じるスイッチ・コンセントプレートほど、気づいたら廃盤になっている…そんな経験はありませんか?

 

実は、デザイン性の高いプレートほど販売期間が短くなる傾向があります。理由のひとつは、製造コストと需要のバランスが取りにくいからです。

 

一般的な白いプレートに比べて、特殊なカラーや質感、金属系の素材を使ったプレートは製造コストが高め。さらに、対応するスイッチ機器や施工上の制約も増えるため、販売側にとっては「扱いにくい商品」になってしまうのです。

 

そして何より、おしゃれプレートは選ぶ人が限られているという現実。大量生産に向かない=利益を出しづらい商品として、結果的にカタログ落ちしていくケースが多くあります。メーカーとしては、魅力的な新商品を企画しても、市場の反応が鈍いとすぐに販売中止を決断せざるを得ないのが現実。

 

だからこそ、「これは絶対使いたい」と思った商品があれば、早めの購入・予備確保が鉄則なのです。おしゃれ系プレートには「一期一会」の精神で臨む。それが後悔のない選択につながります。

 

 

 

特殊機能とデザインの相性問題

 

おしゃれなスイッチ・コンセントプレートを選ぶ際に見落としがちなのが、「機能との対応可否」です。つまり、特殊な形状のスイッチや機能付きのコンセントが、そのデザインプレートに対応しているかどうかという問題です。

 

 

たとえば、調光スイッチやUSBコンセント、タイマー付きのスイッチなどは、メーカーごとにサイズや取り付け方式が異なります。
そのため、見た目が気に入ったプレートでも「機能部品が収まらない」「互換性がない」というケースが起こりやすいのです。特に、海外製やデザイン系のプレートは、機能より見た目優先で設計されていることが多く配線器具との調整に手間がかかることも

 

こうしたリスクを避けるには、事前に「どの機能を、どの場所に使いたいか」をはっきりさせることが大切です。そして、その上で対応するプレートやスイッチシリーズを選ぶことで、見た目と実用性のバランスをとることができます。「とにかくおしゃれにしたい!」という気持ちも大事ですが、暮らしに必要な機能を犠牲にしないよう、しっかり確認して選ぶのが後悔しないコツです。

 

 

 

将来のメンテナンスを見越して選ぶ

スイッチ・コンセントプレートを選ぶとき、多くの人が「今、どう見えるか」だけに注目しがちですが、長く住まう家だからこそ、将来のメンテナンス性も考慮する必要があります。

 

たとえば、おしゃれなプレートを選んだものの、数年後に同じ型番が廃盤になっていて、一部だけ交換できない・追加ができないという事態はよくあります。

 

また、壊れた時に入手できる互換品がない場合、プレートだけでなくスイッチ本体や配線まで変更しなければならないケースも。
こうなると、見た目の問題だけでなく費用や工事の負担も大きくなってしまいます。

 

そのため、なるべく「今後も安定供給されそうなメーカー品」を選ぶことが、安全策のひとつ。パナソニックや三菱電機、神保電器といった実績あるブランドは、シリーズの継続性が高く、メンテナンスもしやすいのが特長です。

 

さらに、取り替えが簡単な仕様かどうかも確認しておくと安心です。将来的にDIYで交換できるか、部品単位で入手できるかなど、住んだ後のことを考えた視点で選ぶと、暮らしはより快適になります。

 

 

まとめ:スイッチ・コンセントプレートにも「センス」が宿る

スイッチやコンセントプレートは、小さなパーツながらも、空間の印象を大きく左右する重要な要素です。これまで「とりあえず白」「無難が一番」と選んできた方も、素材・色・デザイン・機能を見直すことで、ぐっと空間の質が高まる可能性があります。

 

パナソニックのコスモシリーズに代表される定番品から、新金属プレートや神保電器のNKシリーズ、アメリカンタイプや公団タイプまで、選択肢は意外と豊富。それぞれに独自の魅力や歴史、相性の良い空間があり、「選ぶ楽しさ」もまた住まいづくりの一部です。

 

一方で、デザイン系プレートには「廃盤リスク」「機能との相性」「メンテナンス性の難しさ」といった注意点も存在します。そのため、単に“見た目”だけでなく、「暮らしの中でどう使っていくか」を想像しながら選ぶ視点が大切です。

 

ほんの数千円の違いで、日々目にする風景が変わる。だからこそ、自分らしいプレート選びを、ぜひ家づくりやリノベーションの中で楽しんでみてください。「目立たないけれど、目に留まる」。そんな美しい存在感を、スイッチ・コンセントプレートに宿してみてはいかがでしょうか。

 

でも、こだわりすぎない程度にこだわるのって、、、、、、、難しいですよね!!

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