
Profile
小原 響
Kyo Kohara
代表取締役
WHO WE ARE輝建設について
PHILOSOPHY考え方
TEAMチーム
COMPANY会社のこと
会社概要
社名 | 輝建設株式会社 | TERU KENSETSU |
設立 | 1993年4月 |
代表 | 小原 響 | KYO KOHARA |
資本金 | 1500万円 |
所在地 | 〒579-8011 大阪府東大阪市東石切町5-4-54 |
電話 | 072-987-2200 |
FAX | 072-987-2230 |
事業内容 | 建築設計および施工 主に軸組木造住宅の新築 / リノベーション・リフォーム 古民家のリフォーム / 移築 / マンションの内装工事 オフィス / 店舗 / 宿泊施設などの商業施設の設計施工 など |
取引銀行 | 三井住友銀行 西野田支店 大阪シティ信用金庫 枚岡支店 |
登録・団体 | 日本民家再生協会登録事業者 関西建築業協議会会員 新木造技術研究協議会会員 i-works project 加盟工務店 |
従業員数 | 10名 |
有資格者数 | 一級建築士 2名 二級建築士 1名 福祉住環境コーディネーター 1名 |
施工範囲 | ■ 大阪府 東大阪市・大阪市・堺市・門真市・寝屋川市・交野市・守口市・大東市・四条畷市・八尾市・松原市・柏原市・藤井寺市・羽曳野市・大阪狭山市・富田林市・太子町・河南町・千早赤坂村・河内長野市・摂津市・枚方市・池田市・箕面市・茨木市・高槻市・島本町・豊中市・吹田市・高石市・泉大津市・和泉市・忠岡町・岸和田市・貝塚市・熊取町・泉佐野市・田尻町・豊能町 ■ 奈良県 奈良市・生駒市・大和郡山市・平群町・三郷町・王寺町・香芝市・広陵町・葛城市 ■ 京都府 京都市南部・京田辺市・木津川市・八幡市・宇治市・久御山町・田辺町・精華町※当社から車で1時間強圏内を目安にしております。 ※施工範囲以外の場合は事前にご相談くださいませ。 |
HISTORYこれまで
1993年 | 創業大阪市福島区吉野1丁目にて創業 |
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1998年 | OMソーラー協会(現OMソーラー)加盟 一棟目のOMソーラーハウスを大阪市福島区で建設 |
1999年 | 第2回OM技術者会議にて技術賞を受賞 事務所移転 大阪市福島区吉野3丁目に移転 |
2001年 | 日本民家再生リサイクル協会(現日本民家再生協会)入会 大阪府藤井寺市にて、築200年の家の現地再生工事を行う これ以降、民家再生工事が会社の事業のひとつとなる |
2002年 | 事務所移転 大阪市福島区吉野3丁目に移転 大阪府太子町に、ハウスギャラリー「アトリエ遊山」をオープン |
2003年 | FSC/COCサプライヤー資格の取得 世界的に森林保護団体「Forest Stewardship Council(本部:独、ボン)」の森林認証プログラムに基づいた、輝建設の森林認証材をつかった木の家づくりがFSC/COC認証を取得(SA-C0C1271) 米国マーヴィンウィンドウズ社主催、写真コンテストで最優秀賞に選ばれる |
2006年 | 関西建築業協議会発足 当社代表小原公輝が会長に就任 南河内郡T様邸の工事にて日本民家再生リサイクル協会、民家再生奨励賞 |
2007年 | SGEC緑の循環会議/認定事業体資格の取得 日本で生まれた森林認証プログラム「SGEC」の認定事業体資格を取得(2009年3月退会) マグナチュラル事業開始 宇部マテリアル社製海水マグネシア系土壌硬化剤マグナチュラルの販売代理店事業を開始 薪ストーブを自社で販売取り付け体制を構築 |
2008年 | SAREX住環境価値向上事業共同組合に入会 OMソーラー入会10年表彰 茨木市N様邸の工事にて日本民家再生リサイクル協会、民家再生奨励賞 |
2009年 | FSC認証番号の変更 認証審査を英Soil Association社から、蘭Contorol Union社に変更。それに伴い、FSC/COCサプライヤーナンバーが「CU-COC-812323」に変更 SGEC認証材事業から撤退 |
2010年 | 全国の8工務店と取り組んだ木の家プロジェクト「ki-bako」がグッドデザイン賞 高槻市I様邸の工事にて日本民家再生リサイクル協会、民家再生奨励賞 |
2011年 | 事務所を大阪市福島区から、東大阪市東石切町に移し、築260年の古民家を中心とした「石切ヴィレッジ」を開所。ジャズコンサートギャラリーイベントなどを定期的に開催 FSC認証サプライヤー事業から撤退 |
2012年 | 建築家、伊礼智氏のプロダクト住宅「i-worksプロジェクト」に参画 |
2013年 | 南河内の名刹の江戸時代の建物の工事を竣工 |
2016年 | 伊礼智氏のプロダクト住宅「i-works1.0」東西反転モデル竣工 新木造技術研究協議会に参加 |
2017年 | 大阪市内に鉄骨4回建て新築ゲストハウス竣工 |
2018年 | OMソーラー退会 古民家再生ゲストハウス2件の工事 古民家再生の店舗兼事務所竣工(ウズラボ一級建築士事務所さん設計) |
2019年 | 大阪市モデル修景事業 中野鍼 竣工 大阪市モデル修景事業 北垣薬品本館 竣工 |
2021年 | 第64回大阪建築コンクール 大阪府知事賞 宗田家住宅(施工担当) 大阪市修景補助対象建築物工事 狭間ハウス 竣工 |
2022年 | 古材販売に向けて、滋賀県北部の古民家を構造材を取得 事務所にて乾物量り売り「VILLAGE』をオープン |
2023年 | 解体業の許可を取得 |
ACCESS本社
当社がモデルハウス兼事務所として活用しているのは、築270年の大和棟の古民家を中心とする「藤井家住宅(登録有形文化財)」。 また敷地内には、松下1号型住宅という松下電工さんが1960年代に販売していた最初期のプレハブ住宅があり、そちらもリノベして事務所として活用しています。
長く使われた建物ですが、適切に手入れをすることで使い続けています。 再生した古民家で仕事をするという日常生活は、古くなった家でも簡単に壊さず、手入れをすれば世代を超えて家は使えるんだということを、私を含めた当社スタッフ自身が実感することになっています。
またその実感をもとに、リノベや古民家再生の意義をお伝えしつつ、新築物件では、長年使える長持ちする家についてもお話しさせていただいています。
1993年の創業当初は新築工事ばかりでしたが、創業直後から経年美化する昔ながらの建材、木やしっくいを使った家がほとんどです。
お引き渡しからずいぶん年月の経った初期のOB様宅などにお伺いするとき、無垢材の柱や床板を見て、ベニヤのフローリングやビニールクロスには出せない味やなあと、いつも感じます。
先代がつくった会社ですが、私個人も古いものや、ものを長く直しながら使うことが好きなので、この仕事や仕事場は大変気に入っています。 単なる古物好きといいましょうか、長く使うことや、長く使われてきたものを見るとなんだか和みます。
そんな性質になったのはいつごろのことか、はっきりわかりませんが、日常的に身につけているもので一番古いものは、30年前に買った革のハイカットのキャンプモカシン。 学生時代を過ごした東京で買いました。
当時、「O」というファッション雑誌の編集部でアルバイトをしていたのですが、 「小原、ファッションは靴で決まるからな。それとだなー、一生ものだから、直しながら履けるものを買っときな」 と、ある社員さんから言われたことがありました。
なにげない一言ですが、その言葉がなんだか頭に焼きつき、、、 直せる革靴ということで買った思い出の一足です。 直し直し履いてもう30年。 ソールの張り替えなどから職人さんのところから帰ってくると、愛おしさもひとしおです。
とはいえ、すべての靴がそうして残っているわけではありません。 そんなふうに長く付き合っていくつもりで買った靴でも、すべてを残せたわけではありません。 いつか直そうと思っていて、あまり履かなくなったものや、傷みが激しくて手入れの費用が極端にかかるものは、近年少しずつ手放しました。 でも、そのぶん「これからも本当に一緒に歩いていきたいもの」だけが、手元に残っています。 自分にとっての選りすぐりを見極めるという意味では、住まいや道具との付き合い方も、少し似ている気がします。
例えば、日本の家づくりでは、1000年以上にわたり使われてきた材木や土壁があります。そうした素材を使って家を建てたり、直したりしてきました。これは、長年多くの人に選ばれてきて引き継がれてきたものです。ある意味、多くの人に選りすぐられてきた建材や施工方法なのです。
古民家の調査などに行ったとき、その都度手を入れて何十年も使われている様子などがわかると、ひとりふむふむと感心してしまいます。それは、その建物が、代々の家族や持ち主に大事に思われていて、「直してでも使い続けたい」という思いの現れに心を打たれているのだと思います。
しかし、近年、そのような仕事の多くは、「安い、早い」を標榜する、経済効率だけが高いものに置き換えられがちです。そんな流れの中で、お客様から当社の仕事が支持されているのは、忘れ去られそうな長く使われてきた技術や知恵を用いつつ、これから自分の家にそれらを採用して、現代の経済効率だけでない住まいが欲しいと思われている方々の直感にお答えしているからだと思います。
もちろん、現代に生きる多くの人の家に欠かせないものとして、生活インフラである電気設備や給排水設備だけでなく、高性能なガラス窓や断熱材など住み心地に大きく左右するものが標準化されているのは、新築工事も行う工務店として多くの家づくりに関わることで実感しています。
「暖かい家はより愛着が湧く」という、ある建築家さんの言葉を聞いたことがあるのですが、古民家モデルハウスの寒さと、断熱改修した事務所の温度差や、OB施主さんからの感想などからまさにその通りだと思います。さらに最近ではこれら冬の寒さ対策だけでなく、夏の暑さ対策も求められています。
昔ながらの技術と今の技術をうまく組み合わせた木と土の家を、新築、古民家再生やリノベーションを問わず、 これからもご提案し、気持ち良く暮らしていただけるお手伝いを、スタッフと共に進めていきたいと思います。