FLOW建築設計の流れとお見積り

新築・古民家再生・リノベーション
家のつくりかたには主に三つの方法があります。
工務店さんを選ぶ前におさえたいポイントは下記のとおりです。
ここで読んだことを頭にいれながら、それぞれの打ち合わせから工事の流れと見積例をご覧ください。
「新築」は、更地からの計画なので、プランや性能、設備などを希望に合わせてフレキシブルに計画が立てやすいです。(もちろん、予算や法規や近隣などへの配慮などは必要!)。断熱、気密、耐震などの施工も比較的容易です。長く世代を越えて住むという観点から、ハウスメーカーさんや一部のフランチャイズなどの特殊な工法を用いず、汎用的な工法で建てれば、数世代あとの職人さんでも手がいれやすくなります。輝建設は古材や古建具をつかった新築なども多くてがけています。新しいものだけで構成するのではなく、すでに何十年といった年月を経たものは、新しいものだけのとがった感じを落ち着いた雰囲気へと変えてくれます。

Step.1

初回のご相談【無料】

当社にご来社いただくか、完成見学会やOB宅見学会などに当社イベントにご参加ください。どのような家をつくりたいのか、こんな暮らしがしたいなどのお客様のご要望をお聞かせください。これまでの家づくりで得た知見をもとにアドバイスさせていただきます。土地探しなどもお手伝いさせていただきます。
予算をお聞かせいただければ、資金計画などもさせていただきます。全体の予算配分をしておかないと、土地にお金がかかりすぎて、建物が希望通りに行きかねません。

Step.2

プランニング申込

費用 : 12万円[税別]

ご相談や建物見学を通じて、当社での家づくりをお決めになられたらプランニング申し込みをお願いしています。敷地の調査だけでなく、役所での住宅建設に関連する法規の調査・検討も行ないます。
合わせて、詳しいヒアリングの上、1/100の平面プランと概算見積をあわせてご提案します。そこから打ち合わせを重ね、プランをより具体化させます
 
(プランニング費12万円は設計契約のお申し込みの場合、設計料に組み込ませていただきます)。

Step.3

設計契約:有料

工事代金の8%[税別] 
※別途 構造計算書作成 30万円[税別] 
 
だいたいのプラン決定後、概算見積の了解を得られれば、当社との「設計契約」になります。平面詳細図・展開図・設備関係などの詳細図面の作成に取りかかります。こちらの詳細図面を元に積算を行ない、詳細見積を提出。見積内容の説明後、予算調整や建築確認申請の手配等を行います。
※長期優良住宅申請、低炭素建築物認定制度などの各種申請のための書類作成は別途費用
※ 補助金や助成金制度の申請代行は別途(受給額の40パーセントが目安)

Step.4

工事契約

詳細図面、それを基に積算された工事見積、契約金額や支払い条件のご確認いただきます。工事契約約款や「地盤・瑕疵保証制度」などを説明します。工事前に工事現場のご近所に当社担当者がごあいさつに伺います。その際、工事期間中の緊急連絡先などを記載した書類をお配りしています。

Step.5

解体工事〜地盤調査

建て替えの場合は、解体工事も承っています。解体ゴミは産業廃棄物として適切な処理を行ない、産業廃棄物管理表・建設系廃棄物マニフェストをもって管理します。解体完了後、地盤調査を行ないます。

Step.6

地鎮祭

家づくり中の祭り事は、地鎮祭と上棟式です。神主さんを呼ぶ場合は2〜5万円が相場のようですが、神主さんを呼ばずに当社で祝詞をあげて、略式で済ませることもあります。されない方もいらっしゃいます。
※地鎮祭はご希望の場合のみ実施。(式典準備費:2万円[税別])

Step.7

基礎工事

基礎工事前、敷地内の建物位置を表す地縄を張って、家の位置を確認します。基礎工事はベタ基礎が標準仕様です。シロアリ侵入の可能性を減らすため、底盤と立ち上がりは一体で打設します。

Step.8

棟上げ・上棟式

林産地より直接購入した構造材を施工現場に搬入します。棟上げはレッカーを使用し、基本的には一日で行ないます。棟上工事後は建物を濡らさないようにブルーシートで養生します。上棟式は後日、日を改めて行うことが多いです。
※上棟式はご希望の場合のみ実施致します。(式典準備費:2万円[税別])

Step.9

木工事:当社平均3〜5ヶ月

木造住宅でいちばん時間がかかる作業です。木のくせなどを考えながら、工場で大量生産できない木材加工を大工さんが現場にて行います。随時、電気、水道、ガス、断熱・気密工事等を行ないます。

Step.10

仕上げ工事

左官や畳などの内装、キッチンやテレビボードなどの造作家具、外構などを仕上げていきます。最後は建築中のホコリを落とすクリーニング工事を行います。

Step.11

竣工

お引き渡し前に当社スタッフにて50近い項目の車内検査を行います。また合わせて施主検査も実施しています。手直しポイントがあれば、お引き渡しまでに是正いたします。工事期間中に発生した追加工事やしなかった工事などをもとに工事の最終代金の清算を行います。
 
引き渡し時には引渡し書と受取書の交換を行ない、同時に設備説明等を行います。住まいが完成した後も心地よい暮らしがく続くように、定期的な訪問・点検でお客様の大切な家をお守りします。お引き渡し前にお施主さまのご協力のもと、完成見学会を行わせていただくことがあります。

CASE新築の見積例

Case IMG
Case - 01

奈良市きたまちの家

建築本体工事約22,30,000円
給排水設備工事約1,200,000円(給排水引込工事別途 約100万円)
電気設備工事約950,000円
ガス設備工事約400,000円
地盤改良工事なし
外構工事約950,000円
諸経費約2,700,000円
総額(税抜)約28,500,000
こちらの古民家再生のスケジュールは、内部の全面解体を伴う構造の補修・補強・床組の更新・設備の更新・間取りの変更を前提とした大規模な工事を想定しています。輝建設の古民家再生では、部分改修もお受けしていますのでお気軽にご相談ください。

Step.1

初回のご相談【無料】

当社古民家モデルハウス「石切ヴィレッジ」にてお住まいの古民家でお困りのことや、これからのお住まい方などをお聞かせください。これまでの古民家再生の経験に基づいたアドバイスいたします。後日、お住いの古民家にお伺いしてお話をお聞かせいただりすることもしています。
完成見学会、OB宅見学会などでにご参加いただいて、実際に住まいとなる古民家再生物件を見ていただく機会もご利用ください。
※購入前の古民家の再生工事のご相談、古民家をお探しの方のお手伝いなどもお受けしております。

Step.2

プラン提案のための間取り描き起こし【有料】

費用 : 4万円[税別]

古民家には、図面がないことも多いですが、プラン作成や今後の打ち合わせのために現況図が必要となります。ご自宅を簡単に実測し、1/100の間取図を作成します(手描き)。間取り図作成後、これからのくらし方をお聞かせいただき、お時間をいただいてプランをご提案いたします(手描き)。
大阪の古民家は、田の字の4間に、通り土間という典型的な間取りが多く、古民家再生を数多くてがける当社ならではの、現在の暮らしに合った、古民家の構造に無理な負担をかけない1/100の平面プランです。その後プランのすり合わせなどを行います。
 
※尚、この実測では、床下の調査・小屋組などの隠れた部分の構造や腐朽具合などの詳細な調査は行いません。そのため、概算見積ができません。

Step.3

詳細調査および図面作成・概算見積【有料】

費用 : 20万円[税別]
 
プランが固まれば、2の簡単な実測では行わなかった、床下・小屋組などの調査を含む詳細な実測(※)を行います。これを元に傷んでいる箇所の特定や構造の確認を行ない、概算見積書を作成し、ご提出いたします。
その後、図面をもとにプラン確定のための打ち合わせを進めます。
※非破壊による調査のため、蟻害・腐朽箇所すべての発見ができない場合があります。

Step.4

設計契約【有料】

工事金額の8.5パーセント。150万円から[税別]
 
概算お見積もりに対する了解を元に、当社と「設計契約」を結んでいただききます。契約後は、平面詳細図・展開図・設備関係などの詳細図面の作成に取りかかります。本図面に基づいて積算を行ない、詳細見積を提出します。
非破壊部分については解体しなければ発見できない蟻害や不朽などもありますので別途予算を確保しておくことをお勧めします
※限界耐力計算による構造補強の検討をする場合は別途
※補助金や助成金制度の申請代行は別途(受給額の40パーセントが目安)
※飲食店許可や旅館業許可などの申請代行は別途

Step.5

工事契約

設計契約後に作成した各種図面、それを元に積算された工事見積書・契約金額や支払い条件の工事契約約款などの説明の上、ご確認をいただき、工事契約となります。工事前には工事現場のご近所様に当社担当者がごあいさつに伺います。その際、工事期間中の緊急連絡先などを記載した書類をお配りします。
古民家再生の場合、ご仏壇や神棚の移動や、古くから伝わるものの解体が多数あります。お坊さんや神主さんを呼び、お性根抜きをされるお客様もたくさんいらっしゃいます。お礼は2万円〜5万円が相場のようです。

Step.6

解体工事〜解体後の現場確認

不要な部分・部位の解体工事を行います。解体業者だけでなく、再生後も残る部分の取り合いなどは大工が作業します。解体ゴミは産業廃棄物として適切な処理を行ないます。建築工事外の生活用品などの不要物なども、別途費用で処分をお受けいたします。
着工前の非破壊調査ではわからなかった部分の構造の確認、腐朽箇所の特定などを行ないます。解体前に想定していた工事内容や構造の補強などでは対応ができない場合、このタイミングで補修方法、プランや仕上げの変更などの打ち合わせをお願いしています。

Step.7

構造の補強・補修・美装

施工現場に材料を搬入し、構造の補強、補修を行ないます。このときに可能な範囲内で傾いている柱を垂直に近づけます。再生後、あらわしとなる柱・梁などに長年に積もって固まっている汚れをとる作業を行ないます。

Step.8

木工事 当社平均4〜7ヶ月

古民家再生でいちばん時間がかかる作業です。古い木組みの家に精通した大工が作業いたします。合わせて、電気・水道・ガスなどのライフライン工事も行います。
キッチン・お風呂などの水回り、付け足し付け足しで漏電の可能性のある電線、ガス配管など全面改修の場合は宅内はすべて刷新すること基本としています。
瓦のやり替え、板金屋根の復旧、瓦から板金へのやり替え、茅葺き屋根の葺き替えなど屋根工事があれば並行して進めます。
予算に応じて寒さ対策を行っていますが、「窓の断熱・気密」「床の断熱」「天井裏の気密」の各性能アップをおすすめしています。

Step.9

仕上げ工事

内装の仕上げは極力、昔ながらの左官、ベンガラ塗装で行っています。再利用する建具は一度、建具業者が持ち帰って補修を行います。外構工事は、同時に行うこともあれば、建物本体工事終了後に行なうこともあります。

Step.10

竣工

お引き渡し前に当社スタッフにて50近い項目の車内検査を行います。また合わせて施主検査も実施しています。手直しポイントがあれば、お引き渡しまでに是正いたします。工事期間中に発生した追加工事やしなかった工事などをもとに工事の最終代金の清算を行います。
引き渡し時には引渡し書と受取書の交換を行ない、同時に設備説明等を行います。住まいが完成した後も心地よい暮らしがく続くように、定期的な訪問・点検でお客様の大切な家をお守りします。お引き渡し前にお施主さまのご協力のもと、完成見学会を行わせていただくことがあります。

CASE古民家再生の見積例

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Case - 01

高槻の長屋

建築本体工事約14,965,000
給排水設備工事約750,000
電気設備工事※1 約900,000
ガス設備工事0
OMソーラー設備工事※2 約1,450,000
ペレットストーブ工事※3 約700,000
外構工事約400,000
諸経費約1,900,000
設計費約450,000
総額(税抜)約21,515,000

※1 照明器具含む / ※2 ハンドリングボックス、集熱ガラス(補助暖房と貯湯設備は設置せず) / ※3 ペレットストーブ本体、煙突。

当社のリノベーションは単なるモノの置き換えでなく、更なる快適さや、お客様の個性やライフスタイルに最適の工夫をプラスするお手伝いを目指しています。水回りの入れ替えから、構造だけ残すまで解体したスケルトン状態で始まる大規模な工事までお受けしています。お気軽にご相談ください。

Step.1

初回のご相談【無料】

ご自宅、または当社モデルハウス「石切ヴィレッジ」に、お住まいで改善したいポイントやこれからの住まい方などご要望をお聞かせください。実際にリノベーション工事した建物で打ち合わせもできます。当社の数多いリノベーション工事で得た経験をもとにアドバイスさせていただきます。
 
※購入前の中古住宅、中古マンションのリノベーションのご相談もお受けしています。

Step.2

プラン提案のための実測【有料】

費用 : 4万円[税別]
 
完成から時間の経った住宅では図面がないことも多いですが、プラン作成や今後の打ち合わせのために現況図が必要となります。ご自宅を簡単に測り、1/100の間取図を作成します(手描き)。(※正確な図面がある場合は、この作業は必要としません。)これからのくらし方をお聞かせいただいたのち、プランをご提案させていただきます。
 
※この実測では、床下の調査・小屋組などの隠れた部分の構造や腐朽具合などの詳細な調査は行ないません。プランを提案するための正確な間取り図を作成するためとお考えください。

Step.3

詳細調査および図面作成・概算見積

費用 : 20万円[税別]

プランが固まれば、2の簡単な実測では行わなかった、床下・小屋組などの調査を含む詳細な実測(※)を行います。これを元に傷んでいる箇所の特定や構造の確認を行ない、概算見積書を作成し、ご提出いたします。その後、図面をもとにプラン確定のための打ち合わせを進めます。
 
※非破壊による調査のため、蟻害・腐朽箇所すべての発見ができない場合があります。

Step.4

設計契約【有料】

工事金額の8パーセント。150万(税別)〜

概算お見積もりに対する了解を元に、当社と「設計契約」を結んでいただききます。契約後は、平面詳細図・展開図・設備関係などの詳細図面の作成に取りかかります。間取り・仕上げ・各部材など、打ち合わせしながら詳細図面を完成させます。それを元に積算を行ない、詳細見積を提出します。構造計算が必要な場合は別途費用となります(20万円〜税別。建物規模、構造検討方法による)
予算調整が必要であれば、お打ち合わせを重ねます。解体しなければ発見できない傷みなどもありますので別途予算を確保しておくことをお勧めします。

※工事内容によっては、役所での住宅建設に関連する法規の調査や建築確認申請の準備も進めます。
※長期優良住宅申請、低炭素建築物認定制度などの各種申請のための書類作成は別途費用
※ 補助金や助成金制度の申請代行は別途(受給額の40パーセントが目安)

Step.5

工事契約

設計契約後に作成した各種図面、それを元に積算された工事見積書とで工事契約となります。契約金額や支払い条件など工事契約約款などを契約ときにご確認をいただいています。工事前に、現場担当者が近隣にごあいさつに伺います。その際、工事期間中の緊急連絡先などを記載した書類をお配りします。
古くから伝わるものが多くある場合、お坊さんや神主さんを呼ばれてお性根抜きをされることが多いです。

Step.6

解体工事〜解体工事後の現場確認

不要な部分・部位の解体工事を行います。解体業者だけでなく、リノベーション後も残る部分の取り合いなどは大工が作業いたします。解体ゴミは産業廃棄物として適切な処理を行なって管理します。着工前の非破壊調査ではわからなかった部分の構造の確認、腐朽箇所の特定などを行います。
解体前に想定していた工事内容や構造の補強などでは対応ができない場合は、このタイミングで補修方法、プランや仕上げの変更などの打ち合わせをお願いしています。生活用品など不要物は別途費用にて処分をお受けしています。

Step.7

構造の補強・補修・美装

施工現場に材料を搬入し、構造の補強・補修を行ないます。このとき建物に負担を与えないように、可能な範囲内で建物の傾いている柱を垂直に近づけます(マンションリノベの場合は構造の補強や補修はマンション管理組合さんの担当工事となります)。竣工後にあらわしになる柱・梁などを、長年に積もって固まっている汚れをとる作業を行ないます。

Step.8

木工事 当社平均2〜6ヶ月

木造住宅でいちばん時間がかかる作業です。当社が信頼を寄せる大工さんが作業いたします。電気・水道・ガス工事など仕込みも並行して行います。大規模リノベーションの場合、キッチン・お風呂などの水回り、付け足し付け足しで漏電の可能性のある電線、ガス配管などは刷新すること基本としています。

スケルトン工事の場合、新築同様に柱の間やコンクリート壁面に断熱材を充填することが可能です。建物内の隙間をなくす気密工事や防湿シートの施工も合わせて行ないます。熱損失の一番大きな原因である、特に窓の断熱性能向上をリノベーションでは重要視しています。

出入りの多い掃き出し窓は、基本的にペアガラス+断熱フレームのサッシュへ入れ替え。一日に何度も開け閉めしない窓はペアガラスのインナーサッシュの取り付けをご提案しています。

Step.9

外壁・屋根工事

多雨な気候の日本では、雨漏りが建物にとって最大の問題です。外壁・屋根の全面塗装が必要な場合、既存の材料に適合した塗装工事をご提案いたします。割れている瓦の補修や、瓦の全面葺き替え、板金屋根の葺き替えも承ります。

Step.10

仕上げ工事

内装は珪藻土などの左官壁が人気です。またはドイツ製の不織布に大理石粉塗料の仕上げも人気があります。駐車場、塀、庭などの外構工事も足場撤去後に進めていきます。

Step.11

竣工

お引き渡し前に当社スタッフにて50近い項目の車内検査を行います。また合わせて施主検査も実施しています。手直しポイントがあれば、お引き渡しまでに是正いたします。工事期間中に発生した追加工事やしなかった工事などをもとに工事の最終代金の清算を行います。

引き渡し時には引渡し書と受取書の交換を行ない、同時に設備説明等を行います。住まいが完成した後も心地よい暮らしがく続くように、定期的な訪問・点検でお客様の大切な家をお守りします。お引き渡し前にお施主さまのご協力のもと、完成見学会を行わせていただくことがあります。

CASEリノベーションの見積例

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Case - 01

富田林の家3

建築本体工事約10,450,000
給排水設備工事※1 約600,000
電気設備工事※2 約600,000
ガス設備工事約300,000
外構工事※3 約600,000
諸経費約1,400,000
設計費約200,000
総額(税抜)約14,150,000

※1 衛生器具含む / ※2 照明器具含 / ※3 石撤去、土舗装施工など

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