東大阪・奈良で工務店による古民家再生・リノベーション、注文住宅の専門店

便利な土間の玄関。古民家だけでなく、新築でも土間コンクリートで土間収納つくれます。

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -

便利な土間のひろい玄関は古民家だけのものではない

輝建設のコハラです。今日は最近、お問い合わせの多い土間のお話です。

下の写真は、東大阪の当社事務所「石切ヴィレッジ」の母屋の玄関です。江戸時代に建てられた築260年の建物の土間です。大阪や奈良の農家だった古民家に多い間取りで、玄関をあけたところの、通り土間(とおりどま)。写真右のキッチンに、もともとはかまどがありました。きっと、農作業をしてかえってきて、わらじのままでいろいろ作業できるようになっていたのだと思います。

 

土間のいいところは、そう土足のままで家のなかで作業ができるところです。夜でも、雨の日でも、寒い冬、暑い夏、そんなときでも屋内で少々汚れる作業ができるということなのです。

作業だけでなく、こんな風に楽しいイベント会場にも早変わりします。でも、土間って、古民家じゃないとつくれないんじゃないのかなーって、知らず知らずに思っていらっしゃる方がほとんどではないのでしょうか。

 

今の家も、リフォームやリノベーションで、土間のある玄関で便利性アップ

下の写真は、兵庫県川西市の築30年ほどの某大手ハウスメーカーさんの鉄骨2階建て、リノベ前の玄関です。よくある1坪ぐらいの玄関スペースです。

一般的な玄関ですよね。下駄箱をおいて、靴を脱いで、、、、もうそうすると余裕がありません。

 

こちらは工事後のアフター写真です。1坪程度だった玄関と、その横にあった和室を土間に変更し、かなり大きな土間をつくりました。土間の仕上げは、リーズナブルなモルタルの金鏝(かなごて)押さえという仕上げです。

コンクリートでかさ上げしたところに左官屋さんにモルタルだけ仕上げてもらうとぐっとコスト抑えられます。まずは土間をつくることが優先という場合、タイルや石張りなどで広い土間を仕上げるとコストがかなりアップするので、コストダウンにはモルタル金鏝抑え、オススメです!。

 

 

リノベが終わって広がった土間にアラジンの石油ストーブ、ポータブル薪ストーブなど置かれています(竣工後、訪問時に撮影させていただきました)。洗濯物も雨を気にせずに干せます。もともとの和室の障子は、敷居と鴨居を入れ替えて障子も新しいものに交換しています(カーテンいらずです)。

 

こちらにお住まいのお客様はアウトドア好きなご家族で、こちらとお庭でグランピングライフにぴったりなおうちになりました。

 

古民家でも、土間コンクリートになおして、玄関土間リビングに間取り変更!

さて、所変わって、上の写真は、奈良県生駒市の古民家再生リノベーションのご依頼をうけたお客様の工事前のビフォア写真です。もともと玄関の通り土間であったところに洋風の応接間がつくられていました。プリント合板の床板、壁、穴あきの石膏ボード(トラバーチン)の仕上げをやりかえたいというお客さんがほとんどです。高度成長期のリフォームや内装工事で古民家の土間を入ったところにある物置や土間はほとんどがこの写真のような仕上げでせっかくの構造材が隠されています。

 

工事のアフター写真!当社工事でそれらを撤去してもとの玄関からつながる土間にもどしました。こちらの土間もコンクリートにモルタル金鏝押さえで仕上げています。庭に面したところに引き込み建具を取り付けて、庭と一体感ある土間に。こちらで本を読んだり、ピアノを引いたり、レコードが聞けるような土間リビングに仕上がっています。

 

 

 

こちらは私が好きな、奈良市高畑にある志賀直哉旧居。土間リビングとガラス屋根がすてきな戦前の建物です。生駒の古民家のお客様もこちらの建物がお好きでイメージの擦り合わせがすごくいい感じで打ち合わせを進めていくことができました。大判の瓦タイル仕上げ。古民家再生をするリノベーションのときに土間を広げたいというご要望があるときは、イメージはいつもこちらをお見せして説明しています(コストアップしますけど、、、、)。

 

新築だと土間玄関の間取りが考えやすい

最初にお話しした通り、土間は古民家や郊外の建物だけのものではありません。こちらの土間は、大阪市内の木造3階建ての玄関横に設けたものです。自転車、オートバイ好きなご主人の趣味コーナーとなっています。オーディオや本棚等もあって、まさにガレージハウス!

 

床が板張りになっているのは、整備作業のときにオイルなどがもれてコンクリート土間を汚さないために。足場板なので簡単に張り替えることができるようになっています。また、床の冷えも押さえられるので冬場のバイクいじりでもお尻が冷えにくいです。

 

この写真は東大阪の新築のお客様宅の玄関土間。こちらのご主人も自転車を趣味にされています。

 

こちらの奈良市の新築のお客様宅は、玄関から土間に通り抜けられるようになっています。土間右手の建具の中には、畑でとれたものが洗える作業場も併設しています。床は洗い出し仕上げで和風に。

 

マンションのリノベーションでも玄関土間のある家はできます

最後に、古民家再生、リノベーション、新築だけでなく、マンションでも土間が作れます。

写真は、大阪市内のマンションリノベーションのお客様宅。間取り変更を含めた全面改装工事の際に、玄関の土間スペースを広げました。靴の脱ぎ履きがしやすくなるだけでなく、廊下に面した窓を取り込んだので玄関が明るくなりました。小さな自転車やもらいものの泥のついた野菜などの一時置きなどに便利です。玄関は靴脱ぐスペースの土間だけという固定観念にとらわれなく、いろいろご検討されてみてください。

 

床にはコルクタイルを貼っています。マンションは土間と室内の床高さの段差が少ないので、靴をはくときにかがまないといけないのですが、ベンチをもうける事で無理な姿勢をせずに靴をはけますね。年を重ねていくと靴を履くのも一苦労、、、ということがなくなるのも土間を広げたことのおかげです。

 

家の屋根の下を靴を脱いでいく場所だけでなく、靴を入ったままでできる場所少し広くつくれれば、いままで考えつかなかったようなことがお家のなかでできるようになるかもしれませんよ!土間のある家づくりをお考えであれば、工務店さんや設計事務所さんにに早めの段階でお伝えください。

 

まとめ 土間は靴を脱ぐ場所だけでなくて、外との緩衝地帯。便利なユーティリースペースです。仕上げをモルタル金鏝押さえにすればリーズナブル

 

2019/9/6 加筆修正しました

2019/3/14 加筆修正しました

2019/2/10 初出

この記事を書いている人 - WRITER -