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リフォームorリノベーション、、、、なにがどう違うの? 職人さん直接発注のメリット、工務店またはリフォーム店に頼むメリット。

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輝建設のコハラです。今日はリフォームとリノベーションがごちゃごちゃになっている問題を解説します。また、それぞれの費用について生じそうな違いを説明したいと思います。

 

リフォームとリノベーションって、何が違うの? 言葉を定義してみる。

ちょっと前までは、クロスの張替えから増築まで、家に手をいれるのは「リフォーム」のひとことでした。しかし、最近は大規模な改修工事のことを「リノベーション」「リノベ」ということが多くなりました。「リフォーム」「リノベーション」なんとなくみなさんも使い分けられているような気がしますが、実は国や業界で言葉の意味が厳密に定めているわけではありません。私を含めて建築業界人は、なんとなく下記のように使い分けている感じです。

 

「(広義で)リフォーム

家の修繕をすることに端を発し、家に関わる工事全般のこと指す。

 

「(狭義で)リフォーム」

長年の使用で機能が低下していたり、美観を損ねているものを新築当初の機能や見た目に戻す。部分補修や、器具の入れ替え。

(例)外壁塗装、クロス張替え、キッチンの入れ替えなど部分的な工事。

写真は今年行った軒裏のボード交換。築後、数十年経って、傷んだところを新築のときの状態に戻しています。典型的なリフォーム工事です。

 

「リノベーション」

単純なモノの入れ替えやきれいにする工事ではなく、建物の価値を上げるために行なう大規模な改修工事。新しい間取りに変更させたり性能アップさせること。

(例)子供がすべて家を出たので間取り変更して大規模な一室空間に。耐震改修工事に合わせて間取り変更と断熱改修をして2世帯住居に。

こちらは大阪市天王寺区の築40年近くの物件で、新築に見えるまで構造から内装まで大規模な工事をした物件の解体現場です。スケルトン・インフィルとかいう言葉も一時良くききましたが、上の写真のようなスケルトン状態まで持っていく工事は間取りの変更や気密断熱、耐震などを行いますからリノベーションといえます。

 

「リフォームなの? リノベなの? 問題」は広義と狭義のリフォームがごちゃまぜになっているのでいろいろとややこしくさせているのだと思います。大規模改修や改修工事などは工事規模を指すのでなんとなくイメージしやすいですが、リノベーションという言葉が日本語で持つ響きは、「新しい価値を付加する」といったところでしょうか。

 

「リフォーム」「リノベ」、ネット検索では使いわけたほうがいい

結局、どちらでもなんとなく意味は伝わるのですが、ネットでこれから家の補修や全面改装を考えていらっしゃるのなら、「リフォーム」と「リノベーション」を使い分けて検索した方が、欲しい情報が見つかりやすくなる/keikou]と思います。

 

例えば、キッチンの入れ替えを考えているだけなのに、「おしゃれなキッチンにしたいから、今風な感じで『キッチン』『リノベーション』で検索してみようかしら」とかで検索すると、入れ替えだけでなくレイアウトもごっそり変更するような工事見本がたくさんのっているようなWebサイトの案内されてしまいます(写真はグーグルでの検索結果)。

ここは素直に「キッチン」「リフォーム」で検索をすると、単なる入れ替えを前提としたwebサイトが表示されます。多くは入れ替えだけなので、値段いくらという情報を中心に据えている感じです(写真はグーグルの検索結果)。

 

リフォームとリノベーション、ごちゃごちゃしている感じでわかりにくいかもしれませんが、私どもを含んだ業者たちはうっすら使い分けている感じがしますので、インターネットで検索をされるときは、モノの入れ替えや張り替え、置き換えなどがメインで一つの職方さんで済むような工事であれば「リフォーム」で検索。

 

単一工事なのであまり複雑なことを考えず、値段勝負といった感じになると思いますので、「知りたいこと」+「リフォーム」で検索するといいと思います。

 

もう一切合切、全てをやりかえてしまいたいのー!というときは「リノベーション」で検索。「リノベーション」で検索をすると値段よりも、そもそも論的なところからの情報を取得しやすくなると思います。ただし、まだまだリノベーションという言葉が浸透しきっていないのでリフォームという言葉に置き換えて話をされているところも多いので、「リノベーション」「リノベ」であまり狙っているような情報がなければ、「リフォーム」に戻って検索をしてみてください。

 

まとめ:「リフォーム」と「リノベーション」を使い分けて検索した方が、より欲しい情報がさがしやすくなる

 

リフォーム費用どうしよう。職人さんに直接頼むべきか、工務店やリフォーム店に頼むべきか??

(ここから先、このブログの本投稿では「リフォーム」は上であげた狭義の「リフォーム」と定義をしてお話をしていきます)

 

リフォームは「物の入れ替え、置き換え、張り替え」など何かを新しい物に替える工事がほとんどです。例えば、「クロスの張り替え」「キッチンの入れ替え」「洗面器の入れ替え」など。それぞれ単一の工事であれば、今頃はインターネットでその価格を調べることも簡単にできますよね。それが適正価格なのかどうかわかりにくいかもしれませんが、いろんなサイトで情報を集めていくうちになんとなく相場観ができてくるはずです。

 

それでは、例えば、水栓の入れ替えだけを考えて工事について説明してみます。まずは、水道工事業者さんだけで済むような工事なので、知り合い、またはツテを頼って見積作成を依頼。出てきた見積の中身はこのようなもので構成されています。

 

職方さん1社で済む工事の見積

  • 見積価格
    • 原価(直接経費)
      • 人件費(工事をする職人さんの日当)
      • 材料費(その現場でつかう材料の購入費)
      • 交通費(その名の通り。都市部ではガソリン代だけでなく、高速代も最近含まれるように)
      • 諸経費(ゴミ処分代、工事保険料、見積の人件費など)
    • 粗利(間接経費・・事務所運営の経費、車のリース代や保険代、道具の購入、保険など)
    • 消費税

 

中身はこのような感じの必要なお金を積み上げて算出しています。ごちゃごちゃと書いていますが、実際にはこんな書き方でなく、水栓がいくら、取付費がいくら、交通費が、諸経費が、税が、、、、、、、といったような書き方です。お客さんへの見え方である表示方法や表現の仕方は各社で違いますが、必ず原価+粗利という内訳になっています。

 

工務店やリフォーム店に発注した場合

  • 見積価格
    • 原価1(工務店から見て直接経費)
      • 人件費(職方さんから見て直接経費)
      • 材料費(職方さんから見て直接経費)
      • 交通費(職方さんから見て直接経費)
      • 粗利(職方から見て間接経費)
      • 諸経費(工事保険料、見積の人件費など)
    • 粗利(工務店やリフォーム店から見て間接経費・・事務所運営の経費、車のリース代や保険代、道具の購入、保険など)
      • 工事管理費(商品や工事の発注、工事の管理、職人の日程の調整、近隣対策など)
      • 見積作成費(実測や商品の選択、見積依頼、見積作成など)
    • 消費税

 

リフォームやリノベーションに限らず、工務店やリフォーム店などに注文してその会社の協力業者さんが実際に工事をする場合の見積の構成は上のようになります。粗利が、職人さんの分と工務店やリフォーム店の分の二つになってしまいますので、どうしても割高になってしまいがちです。安くあげたいということが第一であれば、できるだけ中間マージンがはいらない注文にするのがいいです。

 

 

では、リフォームの場合、工務店やリフォーム店に頼まないほうがいいのか。。。。

中間マージンを跳ねるだけの工務店やリフォーム店に頼まずに、実際に作業をする職方さんにお願いしたほうが安くなるという理由を先の項目でお話しました。

「では、リフォームの場合、工務店やリフォーム店に頼まないほうがいいんですか?」というご質問をよく受けます。

答えは、「ケース・バイ・ケースになります(なんか生ぬるい答えですみません m_ _ m)。」

 

先に答えたような、

「一業者さんだけで済むような工事で簡単なものであれば、工務店やリフォーム店に頼む必要はないかもしれませんね。が、一度に複数箇所の工事を頼んだり、一ヶ所の工事でも複数業者さんが工事をしなければいけない場合、工務店さんやリフォーム店さんに頼まれた方がいいかもしれません」

とお答えしています。

 

「費用は高くなりますが、相談窓口が一つになるので便利です。安く上げるために個別に業者さんにお願いしていると、発注、スケジュール調整、サイズ確認の連絡などなどをお客さんがしなければいけなくなります」

 

例えば、「キッチンを入れ替えるついでに壁紙も張り替えてほしい」だとか、「破れた障子の張り替えと同時にこちらの襖紙も張り替えたい」といった具合です。まだ、これらのような工事ですと、「あー、キッチンだけ交換して壁紙きたないままだったらいやだよねー」だとか「障子を直してもらうんだったら、破れていないけど襖もついでにやってもらった方がいいよね」ということかなと想像がつきます。

 

が、上記の流れでこの辺もお願いしますパターンだけでなく、「お風呂の入れ替え工事と同時に、駐車場のシャッターを電動にしてほしい」とか「洗面台の入れ替えと給湯器の交換と、インナーサッシュつけてほしい」とか、全然関係ない工事を同時に頼まれるパターンも結構あります。めんどくさがってなかなか手をつけていなかった、それまでの家に対する悩みや不安を一度に解消してしまおうといった具合のご依頼の仕方だと思い間す。

 

 

もちろん、ツテや電話帳、インターネットでひとつひとつの工事の情報や価格を調べて、ご自身でそれぞれを発注してコストを抑えることは可能です。単一種の工事であれば、業者さんひとりだけとお話すれば、なんとか大丈夫かもしれません。ですが、自分の思いをきちんと業者さんに伝えられなかったり、職人さんと知識量の違いなどでなかなか思った通りにことが運ばないこともままあります。

 

そんな感じのところに、2つ以上の業種が関わる工事でその間を情報のやりとりしながら自分の思っている形にするというのは、われわれプロでもなかなかやっかいなことなんです、実は。。。。汗。(なので、業者さんと意思疎通がしやすく、いい仕上がりになるようにどの工務店さん、業者さんも基本的には決まった取引先と組んで工事をしているんです)。

 

いろんな業者さんが入り乱れそうな工事で、クロス屋さんや水道屋さんなどのような専業業者さんをご自身でそれぞれ頼まずに、当社のような建築工事業である工務店にリフォーム工事を依頼されるのは、そこにかかる労力や自分が頭に立って工事を進めたときの仕上がりなどを考えると費用が少しかかったとしてもよいというご判断をされた方だと思います。

 

いろいろややこしそうなことやわからないことが多そうなので物のある程度の選択から業者さんの調整までお任せしたいんです、ということです。

 

工務店やリフォーム店を使ったリフォームは、連絡先や相談先がひとつに集約されてワンストップになるということです。複数の工事を一度に行う場合、工事の管理や見積を作成するための商品の選定などは、なかなか本業でない方にはたいへんな作業だと思います。また、お客さんの好みや要望などに合わせて、これまでの工事経験から、よりベターな選択肢の組み合わせの提案ををうけることができるということではないでしょうか。

 

 

工務店やリフォーム店に発注した場合

  • 見積価格
    • 原価1(工務店から見て直接経費)
      • 人件費(職方さんから見て直接経費)
      • 材料費(職方さんから見て直接経費)
      • 交通費(職方さんから見て直接経費)
      • 粗利(職方さんから見て間接経費)
      • 諸経費(工事保険料、見積の人件費など)
    • 粗利(工務店から見て間接経費・・事務所運営の経費、車のリース代や保険代、道具の購入、保険など)
      • 工事管理費(商品や工事の発注、工事の管理、職人の日程の調整、近隣対策など)
      • 見積作成費(実測や商品の選択、見積依頼、見積作成など)
    • 消費税

これまで工務店を営んでいて、何か一つを入れ替えてほしいという一つの工事だけを請け負うことは意外にすくなかったりします。これまでのOB施主さんや、ご紹介などでこられた方のリフォーム工事は一度に複数の工事をしてほしいという物がほとんどです。

 

実際に作業しない人にはらう中間マージンもったいなーと思われるかもしれませんが、業者さんを束ねること必要がありそうなリフォーム工事だなと感じれば、そこを工務店さんやリフォーム店さんにアウトソーシングすると考えることができれば、工務店さんやリフォーム店さんに工事を依頼する意味が生まれてくるのではないかなと思います。

 

 

ちなみに個別発注をしてご自身で管理される工事方式を「分離発注」といいます。この分離発注を推奨されている方もいらっしゃいますし、実際うまく回すことができれば、中間マージンは減りますので総支払額は単純に減ることになります。「分離発注」で検索されるといろいろな情報が収集できると思います。

 

工事保険の加入も見落としがちなポイント

最後に、リフォームやリノベの発注などに関係ないかもしれませんが、見積項目の中にあった工事保険について解説しておきたいと思います。

工事保険は工事中に施工者が起こした事故やミスなどによって損害をもたらした場合に支払われる保険です。家財を汚したりというようなことだけでなく、部材搬入時にまちがって隣の家の方を怪我させたりした時などにも支払われます。ウスメーカーさんや大手の建設会社さんは当たり前のようにはいっていらっしゃるでしょうが、最近は総合建設業を名乗っている工務店さんやリフォーム店さんも加入していることがほとんどです。

 

小さな専業工事店やひとり親方の場合、同業者組合の工事保険などに入っていることが多いかと思います。最高何億円までをにらんだ工事保険などに入っていない業者さんもいます。月々数万円の保険料が必要となります。未加入の場合、工事中に家財を破損させたり、近隣の方などを巻き込む事故などを起こして、高額な補償が必要となったときに対応できないことになります。

 

単一業者さんだけでなく工務店さんやリフォーム店さんには、工事前に、一度事故が起きると大きなことになりそうな工事などの場合は特に、元請として工事保険への加入しているかどうかはリフォーム前に一言確認した方がいいかもしれません。

 

まとめ リフォームとリノベの言葉の違いはあまりない。リフォームの発注は、どんな工事かよく考えて

  • リフォームとリノベーションのはっきりとした定義はない。
  • リフォームは、モノの入れ替え、リニューアル工事。リノベーションは、刷新工事で価値を与える工事。
  • リフォームとリノベーションは、ネット検索のときは使い分けた方がよい。
  • リフォーム発注のときは、単一工事であれば職人さんに直接頼みやすい。
  • いろんな工事業者がはいるリフォーム工事の場合は、工務店さんやリフォーム店さんに頼むと費用はかかるけどワンストップで便利。
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