CASE施工事例

藤井寺市の古民家再生(2001年)

構造検討の上、耐震改修。現代の暮らしに合わせた間取り変更。

Last Update : Jul 1st Tue, 2025

建設地大阪府藤井寺市構造木造1階建
竣工年2002年屋根ガルバリウム鋼板+瓦葺
築年数江戸時代(築200年)外壁漆喰+焼杉など
種別専用住宅/古民家再生内壁漆喰+杉板など
敷地面積杉板など
建築面積設計輝建設株式会社
延床面積竣工写真

備考:江戸時代の古民家を再生。耐震改修工事も同時に施工。

2000年当時、周辺の住宅がハウスメーカーさんの住宅に建て替えられていく中で、代々受け継いだ家を残したいとお考えになったお施主さんがご相談にお見えになりました。当時は古民家再生の情報も少ない中で、OMソーラー加盟工務店であった当社の新築の完成見学会にこられたことがご依頼のきっかけでした。 平成初期はまだまだ新建材の家が主流でしたので、OMソーラーは太陽熱で空気を温めるので化学物質の揮発しやすい石油由来の新建材をできるだけつかわないで家づくりをするよう必要があり、無垢材や漆喰などを多数使っていたことで古民家再生に対応した職人さんたちとの連携が当社で取れていたことでお施主さんの望まれる昔ながらの見た目を残した工事への対応が可能でした。
また、地震などについても構造計算の上、耐震改修させていただき、安心という部分についても満足して暮らしていただけるようになりました。耐震を考える上でも、古民家の衣装は尊重してできるだけ崩さないように配慮しています。

古民家を直して暮らされるにあたって、現代の暮らしに合わせた間取りや設備引きなどの導入もお手伝いさせていただきました。

その他、身体的快適性やメンテナンス性を考慮したスペックの解説。断熱・気密・空調・水回り・外光・照明計画・壁材や窓枠・古材や古建具の再利用についてなど、輝建設としての技術的PRを意図した設備機能面に関するコメントも記録します。

最後に、未来の施主層に対するPRとして、類似物件や依頼の場合にはこうした提案や解決策で、ご希望に応えることができますので、お気軽にご相談ください。などのコメントを付与します。

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