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大阪市中央区の古材利用のBar改装

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古民家の古材をつかった店舗リノベーション

大阪市中央区のミナミにあるBarの内装工事を手がけさせていただきました。カウンターを大きな一枚板に変えたいということと、レコードを収納する棚を増やしたいとい御要望でした。

工事前の内装は、現在のお店の前のオーナーさんがDIYでつくられたもので、カウンターは足場板がつかわれていました。写真は改装前の店内の様子です。写真左手の赤い板壁の向こうはストックヤードでした。今回の改装工事は写真正面にあった1.5mほどの幅をとっていたストックヤードを撤去して、お店いっぱいのカウンターをつくって客席数を増やしたいというご希望もありました。

工事後の写真。大きな変更点はカウンターの入れ替え。ストックヤードの撤去。バック棚の作成などです。カウンターは幅80cmに長さ6mのものを古民家から出た材でつくりました。

アダルトなかんじになりました。

奥行き80cm、6m長さのカウンターは存在感あります。

古材屋さんにてカウンターにつかう材を購入

工事前からオーナーさんといろいろ製材所さんや古材や古道具のお店をまわっていたなかで、新しい材でなく古材でカウンターをつくりたいということになり、滋賀県の古材屋さんに。そこでみつけた東方地方の築100年ぐらいの蔵で使われていたという6m長さの松材。幅は40cm、厚みは12cm。

 

この梁を縦半分に割ってカウンター材としました。

既存内装を撤去中。大工さんが物置だった部分の間仕切りを撤去しています。

 

材を搬入するときは、明け方に道を封鎖してレッカーで吊り込みました。6m長さのカウンター板は道幅いっぱい。ほんとにぎりぎりでいれることができました。

 

カウンターの塗装はオーナーさんと一緒にDIYで。

ドイツの自然塗料メーカー、リボス社のオイルステインを塗装しました。上の写真に比べると、ぐっと濃い色に染めました。

 

ご自身で塗装されたので、カウンターの日々お手入れもしていただくイメージをしていただけたと思います。仕口跡が古材だったことを伝えてくれます。

 

アンティーク家具の卸をしているお店にもいっしょにでかけて、家具選びのお手伝いもしました。写真右の家具2竿をお買い上げになられました。お20代で独立されたお店をされていらっしゃっるオーナーさんが30代になって、年齢にあった内装にこだわっていらっしゃったのでご満足いただける工事になってよかったです。お近くにいかれることがありましたら、ぜひお立ち寄りください。

 

改装工事からしばらくして、アメリカ製の古いジュークボックスを導入されました。オーナーさんの好きなものが着々と集まっている感じのインテリアに育っていっています

(2019/3/15追記)

 

Bar 涙のイタリアンツイスト

大阪市中央区東心斎橋1丁目13

(南小学校の北東の角、焼肉味希さんの2Fです)

 

基本情報

建築地大阪市中央区屋根
竣工年2017年外壁
内壁
構造規模
その他東北地方の蔵で使われていた6m長さの梁をカウンターに利用
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