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10/20(日)午前 大阪市の町家新築工事(古材利用)構造見学会。古材生け捕り、再加工の様子も掲載。

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大阪市でただいま新築工事中の古材をつかった町家ですが、お施主さんのご好意で工事中の構造見学会を行わせていただくことになりました。完成見学会とちがうのは、工事中の建物なので完成してしまえば見ることのできない、壁の中や床下の様子などを見ていただくことができます。百聞は一見にしかず、家の構造という現物を見ることで湧いてくる疑問も、その場で説明が受けられるので、スムーズに家づくりへの知識が深まると思います。

申込み詳細は文末にまとめています。

 

大阪市の町屋新築工事 京都市上京区に明治時代の町家の古材を生け捕りすることから始まりました

京都市上京区に明治時代の米問屋の町家がありましたが、2018年に解体されることになりました。今回のお施主さんはその町家が解体されるということで、構造材や板材、建具などを引き取り大阪市に新しく新築工事をされるということをお考えになり、当社にその仕事のお声がけをいただきました。

上の写真は京都市上京区にあった町家の写真です。部材生け捕りのために足場を組んでいるところです。

 

手前右側の柱、一つ奥の柱が大黒柱(24cm角)、小国柱(20cm角)です。この柱はもちろん今回の新築工事でも使われています。

 

活かし獲りがすべて終了した古材。手前に寝転んでいる角材が大黒柱と小国柱です。これらをすべて、一度当社取引の材木屋さんに引き取りました。

 

材木屋さんで、大工さんが材料を墨付け、手刻みで新しい家に合わせて再加工します。写真は加工場でお施主さんと打ち合わせの様子。加工するためのどれぐらい削るか(ベンガラの色がけずれてしまう)、埋め木をどの範囲までするかなどを打ち合わせました。

 

一度、加工場で仮組みをして調整しています。

 

で、現在はこの状態です。今回の新築工事は古材でまかなえなかった部分は高知県梼原町森林組合の杉・桧を構造材として採用しています。梼原材は高知県でプレカットしてもらって出材しています。

1階の写真。正面奥の黒い柱が20cm角の小国柱です。古材で吹き抜け空間を構成しています。

 

オレンジの柱養生に包まれたのが240cm角の大黒柱。京都の町家でも大黒柱として使われていました。また大阪で大黒柱として100年はこの地で家を支えてくれることになるはずです。

この大阪市の新築町家の構造見学会で見ていただきたいポイントは



  • 古材を再加工して作り上げた架構
  • 高知県梼原町森林組合から直接購入している柱・梁などの主要構造材
  • 完成すれば見ることのできない断熱気密工事の様子
  • 外壁面材はモイス
  • 道路に面した部分の外壁は昔ながらの貫、竹小舞の土壁
  • シロアリ対策(コンクリート基礎一体打設、床下ホウ酸処理など)
  • 完成までに雨ざらしにならないように材料だけでなく、建物雨養生は大切に行っています

 

 

申込み詳細)大阪市 古材とをつかった新築町家 構造見学会

日付:2019年10月20日(日) 14〜16時

場所:大阪市(最寄駅:近鉄奈良線「千林大宮」駅)

要予約:見学ご希望の方は、下記をご記入の上、メールにてお申し込みください。折り返し現場地図をお送りします。

・お名前

・ご住所

・携帯電話番号

・来場ご予定人数

・来場ご予定時間

・お申し込み先

宛先:info@terukensetsu.jp

【お願い】

工事中の現場見学ですので、下記ご了承お願いいたします。

・安全確保のため、小さなお子様連れの場合は、お子様は中に入らず外でお待ちいただくことがございます。その際は保護者様または当社スタッフと安全な場所でお待ちいただきます。

・安全確保のため、両手が不自由になるようなカバンはお預かりいたします。

・安全確保のため、場内ではヘルメットの着用をお願いいたします。

 

 

 

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