CASE施工事例

蔵カフェ 清水の森(堺市中区/2022年/2024年)

    Last Update : Sep 5th Tue, 2023

    深井清水町の藏を改装したカフェ

    2期工事終了時(2024年)

    1期工事終了時(2022年)

    竣工してからしばらくして訪問したときに撮影!
    ちょっとしたギャラリーのような雰囲気で2階もいい感じです。

    工事前の様子

    現在のお施主さんの先代が、内外部のシックイや屋根瓦のやりかえ工事をされていたので傷みがほとんどありませんでした。

     

     

     

    藏工事の下見に行くと、数代にも及ぶ荷物が内部に山積していて内部の傷みを気づきにくいため、劣化が激しい場合が多いです。が、こちらの藏はホコリを落とせばすぐに使えるよう状態でした。

     

    2階は手すりがありませんでした。

    工事の様子

    工事が決まってすぐに行なったことは、当社取引のある古材屋さんにいって、カウンターにつかう古材を選ぶことでした。

     

    この曲がった梁をカウンターにすることに決定!

     

    トラックに積んで帰ります。

    まずは棚の取付などの準備です。大工さんと現場監督で下地の状態や垂直水平などのレベルを確認します。

     

    カウンターの箱は、杉の積層板、36mm厚みのJパネルで作成。古民家っぽく黒くオイルステインで仕上げました。

     

    2階の手すりは、以前、他の古民家の再生工事で不要となった面格子に使われていた名栗の棒を再利用。カウンターの板は、反りがひどかったので一度きれいに削って水平に。もう少し水平に近ければ削らずにそのままの黒びかりのままで使うこともあります。

    Barにて長さ7mの古材の藏の梁をカウンターに使った例はこちら

    ↓↓↓

    www.terukensetsu.jp/work/bar-itatsui

    工事完成。この後にお施主さんがいろいろとお手持ちの家具やコーヒーカップなどを置かれて、お店の雰囲気もグッとアップしています。

     

     

    基本情報

    建設地大阪府堺市築年数不詳
    竣工年2022年設計店舗内基本配置 (輝建設)
    屋根瓦(既存)外壁シックイ(既存)
    内壁杉板(既存)杉板(既存)
    その他古材利用(2階手すり、カウンター材)。既存階段再利用。

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