土間ぐらしをリフォームで取り入れる!(奈良の古民家リノベ、東大阪の新築なども)

2018.01.08

小原響

土間は古民家だけのものではない

輝建設の小原です。今日は最近、お問い合わせの多い土間のお話です。

下の写真は、東大阪の当社事務所「石切ヴィレッジ」の母屋の土間です。江戸時代に建てられた築260年の建物の土間です。大阪•奈良の農家だった古民家に多い間取りで、玄関をあけたところの、通り土間(とおりどま)。写真右のキッチンに、もともとはかまどがありました。きっと、農作業をしてかえってきて、わらじのままでいろいろ作業できるようになっていたのだと思います。

 

土間のいいところは、そう土足のままで家のなかで作業ができるところです。夜でも、雨の日でも、寒い冬、暑い夏、そんなときでも屋内で少々汚れる作業ができるということなのです。

 

 

 

作業だけでなく、こんな風に楽しいイベント会場にも早変わりします。でも、土間って、古民家じゃないとつくれないんじゃないのかなーって、知らず知らずに思っていらっしゃる方がほとんどではないのでしょうか。

 

リノベーションで、大きな玄関土間をつくれる

下の写真は、兵庫県川西市の築30年ほどの某大手ハウスメーカーさんの鉄骨2階建てをリノベしたお客様宅です。1坪程度だった玄関玄関と、その横にあった和室を土間に変更し、かなり大きな土間をつくりました。こちらにお住まいのお客様はアウトドア好きなご家族で、こちらとお庭でグランピングライフにぴったりなおうちになりました。

 

 土間にアラジンの石油ストーブ、ポータブル薪ストーブなど置かれています(竣工後、訪問時に撮影させていただきました)。洗濯物も雨を気にせずに干せます。もともとの和室の障子は、敷居と鴨居を入れ替えて障子も新しいものに交換しています(カーテンいらずです)。

 

 

土間から見える庭の芝生はご主人がDIYで植えられました。

 

 

 

さて、所変わって、下の写真は、奈良県生駒市の古民家再生リノベーションのお客様宅です。もともと土間であったところに洋風の応接間がつくられていたのですが、当社工事でそれらを撤去してもとの土間に。庭に面したところに引き込み建具を取り付けて、庭と一体感ある土間に。こちらで本を読んだり、ピアノを引いたり、レコードが聞けるよう素敵な空間に仕上がっています。

 

こちらは私が好きな、奈良市高畑にある志賀直哉旧居。土間リビングとガラス屋根からがすてきな戦前の建物です。生駒の古民家のお客様もこちらの建物がお好きでイメージの擦り合わせがすごくいい感じで打ち合わせを進めていくことができました。

 

新築だと土間の間取りが考えやすいです

最初にお話しした通り、土間は古民家や郊外の建物だけのものではありません。こちらの土間は、大阪市内の木造3階建ての玄関横にもうけたものです。自転車、オートバイ好きなご主人の趣味コーナーとなっています。オーディオや本棚等もあって、まさにガレージハウス!

床が板張りになっているのは、整備作業のときにオイルなどがもれてコンクリート土間を汚さないために。足場板なので簡単に張り替えることができるようになっています。また、床の冷えも押さえられるので冬場のバイクいじりでもお尻が冷えにくいです。

 

この写真は東大阪の新築のお客様宅。こちらのご主人も自転車を趣味にされています。

 

こちらの奈良市の新築のお客様宅は、玄関から土間に通り抜けられるようになっています。土間右手の建具の中には、畑でとれたものが洗える作業場も併設しています。

マンションでも土間!

最後に、古民家再生、リノベーション、新築だけでなく、マンションでも土間が作れます。

写真は、大阪市内のマンションリノベーションのお客様宅。間取り変更を含めた全面改装工事の際に、玄関の土間スペースを広げました。靴の脱ぎ履きがしやすくなるだけでなく、廊下に面した窓を取り込んだので玄関が明るくなりました。

 

 

 

床にはコルクタイルを貼っています。マンションは土間と室内の床高さの段差が少ないので、靴をはくときにかがまないといけないのですが、ベンチをもうける事で無理な姿勢をせずに靴をはけますね。年を重ねていくと靴を履くのも一苦労、、、ということがなくなるのも土間を広げたことのおかげです。

家の屋根の下を靴を脱いでいく場所だけでなく、靴を入ったままでできる場所少し広くつくれれば、いままで考えつかなかったようなことがお家のなかでできるようになるかもしれませんよ!土間のある家づくりをお考えであれば、ご相談のときにぜひ、担当者にお伝えください。