長期優良住宅など住宅性能評価制度について

2018.03.06

小原響

こんにちは。

今回は、新築でよく耳にする長期優良住宅など性能評価を受けた、住宅性能評価制度についてです。新築だけでなくリフォームでも対象となります。

 

←ぎっしり入った断熱材!

まず、長期優良住宅とは長期的に良好な状態で使用するために、その構造及び設備に配慮された優良住宅の制度をいいます。新築やリフォームをするにあたって、構造躯体等の劣化への対策・省エネ対策・住宅の可変性(必要な住戸面積の確保)・維持管理の容易性・バリアフリー性などを考慮して計画します。

 

さらに設計するにあたって、以下のことも必要な項目になります。

・新築では延べ床面積75㎡以上であること(加えて1フロアの面積が40㎡以上であること)・リフォームではその対象となる面積が55㎡以上であること

・性能を維持するに当たり、省エネ対策等級4に適合(断熱材やサッシ等に配慮し家全体で既定の数値を達すること)

・構造躯体の劣化対策として耐震等級2以上であること(数百年に一度発生する地震にも倒壊しない強度の、1.25倍の強度)

 

などがあります。

これらを聞いただけでは、「なんのこと?」と思うこともあるかと思います。特に数百年に一度~の1.25倍なんてイメージつかないですよね^^

他にも諸々必要な条件はありますが、自邸を考えるにあたって必要な項目なのか考えるのに参考になればと思います。省エネに特化するか、構造をしっかり考えてそなえるか・・・
また、これらの項目を達すると、使用する材料の性能もあげなくてはいけないので工事金額も必然と上がってきます。快適さを保つために取り入れたいところですが、金額のアップとなるとなかなか悩ましいですよね^^;

 

そこで、長期優良住宅の普及にあたって、国から補助金がおりるのはご存知でしょうか。
補助金の金額は使用する材や量によっても変動しますが、少なからず上がった金額を補うために有利になると思います。

長期優良住宅の話をしたので、ほかにもあるこんな制度についてもご紹介します。

いずれも補助金のおりる制度です。

 

・低炭素建築物認定制度

酸化炭素の排出の抑制に資する建築物で、年間使用する一次エネルギー(自然から採取されたままの物質を源としたエネルギー。石炭・石油・天然ガス・水力・太陽光など)を省エネ法の省エネ基準に比べ10%減らそうという取り組み。これにかつ、HEMの導入(エネルギーの見える化への取り組みをしているもの)、節水対策(器具の選定)、木材の利用、ヒートアイランド対策(屋上緑化や壁面緑化などへの取り組み)のうち一定の規定以上を講じること。所管行政庁(都道府県、市又は区)が認定を行っています。

 

・ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)

家の中のエネルギーの収支を±0にする制度。一次エネルギーの使用を抑えることかつ自身でもエネルギーを創出するものです。例えば住宅自体の性能(断熱や住宅設備に配慮)を上げできるだけエネルギーの使用を軽減し、太陽光電池を設置するなどエネルギーの供給をはかるもの。国から補助金がおりる制度です。

様々な暮らしに対する考え方でも、申請する制度が変わってきます。

また、補助金はおりるものの、やはり自己負担は増えます。ですがその分、家を売りたいときに付加価値が付いたり、税金の優遇措置等があるので、一度検討されてもいいかもしれませんね^^

 

次回は古民家再生にかかる補助金について、一部例をあげてお話ししたいと思います!

 

yamada